さまざまな人間がうごめく刑事部屋。そこには人生との戦いに敗れた敗残者のあわれな姿がある。刑事たちはその敗残者の口を割るために、何度でも同じことを繰り返し尋問しなければならない。だが、彼らの口はカキのように堅く、ヘビのようにずるい。人生の縮図のようなふきだまりの場「刑事部屋」を舞台にして、いろいろな人間像を描く。【以上、読売新聞1962/03/27付より引用】一部資料では、第238回と記載されている。【役名（演技者）】石上部長刑事（松村達雄）、堀刑事（白井正明）、田中刑事（椎原邦彦）。