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ドラマ 詳細データ岡本太郎生誕100年企画 TAROの塔

「テレビドラマデータベース」ユーザー選出ベスト5 2011年1月期4位。第37回放送文化基金賞テレビドラマ番組賞受賞作品。同賞演技賞受賞(寺島しのぶ)対象作品。「―太陽の塔―は、太郎の作品の象徴的な存在であり、あらゆる困難を乗り越え6000万を超える人々を熱狂に包み込んだ、1970年「大阪万博」のシンボルでもある。今もわたしたちを魅了してやまない「太陽の塔」に込めた、岡本太郎のメッセージとは何だったのか?―芸術の聖家族―と賛嘆された岡本家の人びと。太郎は、小説家・岡本かの子と漫画家・岡本一平の子として、芸術一家に生まれた。狂おしいまでに芸術を求める岡本家の魂は、若き日のパリ時代、戦争、戦後の日本を通じ、太郎をアバンギャルド芸術の道へと駆り立てて行く。それは、古い日本社会との戦いの連続であった。そして、生涯のパートナーであり、後に太郎の養女となる岡本敏子との出会い。このドラマでは、1967年~70年の「太陽の塔」が出来るまでの万博の戦いを軸に、太郎、かの子、一平、敏子という「岡本家の人びと」の破天荒な人間模様を描いて行く。大正から昭和、戦争から高度経済成長、そしてパリと、時空を超え変化していくダイナミックな映像をベースに、伝説の芸術家・岡本太郎の全ぼうに、NHKが初めて挑む。【この項、NHK広報資料より引用】」「このドラマの最大のポイントは、岡本太郎役に松尾スズキをキャスティングしたこと。まさに最高のハマり役だった。狂気と純粋が同居するさま(勿論この2つはコインの裏表)を、ここまで見事に表現できる役者はそういない。というか、岡本太郎と松尾スズキは、そもそも表現者としての立ち位置が近いのだと思う。だからこそ、ここまでリアルな表現たり得たのではないかな、と。常識的モラルの退屈さを嘲笑い相対化することで、自らを逆境に追い込み、そこでこそ本領を発揮する。頭の悪いモラリストに冷や水を浴びせることこそ、彼らの役割といえるかもしれない。勿論、それだけに限定されるわけではないけれど。通常のドラマツルギーから逸脱した、ラジカルな作劇・演出も、他のドラマとは一線を画した独特の緊張感と凄みを生み出していた。しかし、必ずしも物語として成功していたとは、いいきれないのが残念。どちらかというと、岡本太郎の異形性がクローズ・アップされたことで、連続ドラマに必要な、キャラクターへの感情移入作用が阻まれたきらいあり。最後まで観て思ったのは、太郎の生涯のパートナーであった敏子の視点で最初から描いていれば、物語としての一貫性が生まれていたのではなかったか、ということ。とはいえ、このドラマの主旨が、岡本太郎の存在を改めて知らしめることだったとすれば、それは充分成功していたと思う。少なくとも自分は、改めてその凄みを思い知らされた。「まだまだこの世界には岡本太郎が必要なの」全くその通り。【この項、文:デュアン (2011/04/14)】」2011/03/11に発生した東北地方太平洋沖地震およびその津波災害にともなう報道番組のため、第3回(2011/03/12放送予定)が2011/03/25に延期となり、以降予定が順延された。第3回の放送枠は、土曜22:20~23:15、最終回の放送枠は、土曜22:05~23:00。取材協力:瀬戸内寂聴(瀬戸内晴美)(1)-(4)。撮影協力:岡本太郎記念現代芸術振興財団(1)-(4)、川崎市岡本太郎美術館(1)-(4)、日本万国博覧会記念機構(1)-(4)、あつぎフィルムコミッション(1)、栃木県フィルムコミッション(1)、府中市郷土の森博物館(1)、パリ市(2)、ルーブル美術館(2)、栃木市(3)、ヨリイフィルムコミッション(3)。写真提供:主婦と生活社(1)-(4)、美術出版社(酒井 啓之)(1)-(4)、文藝春秋(4)。映像提供:JAXA(4)。【各回サブタイトル】第1回「太陽の子」(2011/02/26放送)、第2回「青春のパリ」(2011/03/05放送)、第3回「戦友」(2011/03/25放送)、最終回(第4回)(2011/04/02放送)。【役名(演技者)】岡本太郎(松尾スズキ)、岡本敏子(常盤貴子)、岡本かの子(寺島しのぶ)、岡本一平(田辺誠一)、岡本太郎[青年](濱田岳)、岡本太郎[少年](高澤父母道)、福田恆存(嶋田久作)、美術評論家(松尾貴史)、東郷青児(中尾彬)、美喜子(赤澤ムック)、和代(広澤草)、花田清輝(恩田括)、師団長(安達幸男)、伍長(日向とめ吉)、教育係伍長(岸建太朗)、画壇バーのママ(渚あき)、店の客(松村良太、高谷基史、六八茂、奥瀬繁)、二科の画家(渡部雄作、山上賢治、白石タダシ)、画壇バーの女(松柚子葉)。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(データ協力:LED(1)(2)(4)、採録:古崎康成(3))】
キー局 NHK 放送曜日 放送期間 2011/02/26~2011/04/02
放送時間 21:00-21:53 放送回数 4 回 連続/単発 連続
番組名 土曜ドラマ
主な出演 松尾スズキ(1)-(4)、常盤 貴子(1)-(4)、寺島しのぶ(1)-(3)、田辺 誠一(1)-(3)、濱田  岳(1)-(4)、西田 敏行(1)(4)、成宮 寛貴(1)、平田  満(1)、余 貴美子(1)、小日向文世(1)(2)(4)、山崎  一(1)(4)、正名 僕蔵(1)(2)(4)、近藤 公園(1)(2)(4)、カンニング竹山竹山 隆範)(1)(4)、藤木  孝(1)、大鷹 明良(1)、高澤父母道(1)-(4)、山中  崇(1)(4)、佐藤 祐四(1)、及川水生来(1)、安田 陽子(1)、森戸 宏明(1)(2)、鬼頭 真也(1)(2)、長瀬 眞承(1)、阿部 考将(1)、辻本 紘大(1)、谷口 優人(1)、粕川 海斗(1)、手塚とおる(2)、古川 悦史(2)、野間口 徹(2)、ヨシダ 朝(2)、ロラ・アラン(2)、カミュ・ブランショー(2)、パトリック・ヌジェ(2)、フランソワ・パリジ(2)、ソフィー・アカウイ(2)、ロベール・アカウイ(2)、ロベール・ジロン(2)、嶋田 久作(3)、松尾 貴史(3)、中尾  彬(3)、赤澤ムック(3)(4)、広澤  草美崎 涼香美咲 涼香秋菜 里子)(3)(4)、恩田  括(3)、安達 幸男(3)、日向とめ吉(3)、岸 建太朗(3)、渚  あき(3)、松村 良太(3)、高谷 基史(3)、六八  茂(3)、奥瀬  繁(3)、渡部 雄作(3)、山上 賢治(3)、白石タダシ(3)、松 柚子葉(3)、団  時朗団  次郎団  次朗)(4)、阪田マサノブ(4)、岡部  尚(4)、安部 智凛安部 智凜)(4)、土橋ドンペイ(4)、山中 敦史(4)、兒玉 宣勝(4)、田中和次朗(4)、中谷  竜(4)、はやしだみき(4)、滝藤 賢一(4)、みのすけ(4)、ジミー大西(4)、クロキプロ(1)-(4)、エンゼルプロ(1)-(4)、芸優(1)-(4)、劇団ひまわり(1)-(4)、劇団いろは(1)(4)、クラージュキッズ(1)(3)(4)、劇団東俳(1)、テアトルアカデミー(1)、キャロット(1)、放映新社(1)、オフィスGO(1)、フロッギープロダクション(2)、エコーズ(2)(3)、NACプロ(4)、(声:名取  将(1))(絵画指導:大杉 浩司(1)-(3))(コマ絵指導:いご 昭二(1))(かっぽれ指導:櫻川ぴん助(1))(ダンス指導:佐々木秀樹(2)(3))(ピアノ指導:児玉  渉(2))(フランス語指導:ジャン=ガブリエル・デュピュイ(2))(シャンソン指導:パトリック・ヌジェ(3))
主な脚本 (作:大森寿美男
主な演出 梛川 善郎(1)(2)(4)、福井 充広(3)、(軍事考証:原   剛(3))(医事考証:和井内英樹(4))(記録:小林 澄枝
局系列 NHK
制作会社 (制作・著作:NHK)(制作:NHKエンタープライズ(1)(2))(共同制作:NHKエンタープライズ(3)(4))
制作 (制作統括:訓覇  圭、出水 有三)(フランスロケ・コーディネーター:エリック・シャバシエ(2))
音楽 蓜島 邦明、(演奏:シャングリラ)(音響デザイン:島津 楽貴(1))(音響効果:島津 楽貴(2)(4)、吉田 直矢(3))
主題歌 美輪 明宏「水に流して」(作詞:シャルル・デュモン(クレジット表示なし)、作曲:ミッシェル・ヴォケール(クレジット表示なし)、訳詞:橋本千恵子(クレジット表示なし))
撮影技術 相馬 和典、(技術:大畑 夏雄(1)(3)、住吉 宏貴(2)(4))(照明:鈴木  岳)(音声:天野  透(1)(2)(4)、鈴木 直次(3))(映像技術:高橋 賢次(1)(4)、滝沢  勝(2)、関口 寛子(3))(編集:森下 博昭)(CG制作:石原  渉(4))(技術協力:NHKメディアテクノロジー
HP
美術 稲葉 寿一(1)(2)(4)、深尾 高行(3)、(美術進行:塩野 邦男(1)、萩原 春樹(2)、大野 輝雄(3)、栗原  誠(4))(タイトルロゴ:シマダタモツ)(絵画制作:東  秀朗川合 朋郎村山 之都)(彫像制作:村田  修)(絵画協力:パブロ・ピカソ「水差しと果物鉢」(1931)c2011-Succession Pablo Picacco-SPDA(JAPAN)(2)、パブロ・ピカソ「ゲルニカ」c2011-Succession Pablo Picasso-SPDA(JAPAN)(2)、カレル・アベル「母と子」(1952)cADAGP,Paris&SPDA,Tokyo,2011(3)、ジョルジュ・マチウ「青と赤」(1951)cADAGP,Paris&SPDA,Tokyo,2011(3))(美術協力:NHKアート)

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