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ドラマ 詳細データ江~姫たちの戦国

淀・初、そして江。信長の妹・市を母とし、日本史上最も有名な三姉妹(浅井三姉妹)の末っ子に生まれた江は、徳川二代将軍・秀忠の正室となり、娘は天皇家に嫁ぎ、息子は第三代将軍となります。しかし、そこにたどりつくまでの江の人生は、波乱と苦難の連続でした。二度の落城により父と母を失った江は、時の権力者たちに人生を翻弄され、三度の結婚を重ねます。さらには、姉・淀と敵味方に分かれて天下を争うことに──。戦国の世の苦しみを知りぬいた江は、天下太平を願い、江戸城に大奥をつくりあげます。それは、以後二百数十年にも及ぶ、平和と繁栄の時代を築く礎となったのです…。大奥の潔い終焉を描き「篤姫ブーム」を全国に巻き起こした田渕久美子が、丹念に歴史を取材し、大奥の始まりに至る道のりを、鮮やかに華やかにオリジナルでドラマに仕上げます。【以上、NHK広報資料より引用】初回73分拡大版。これまでの「大河ドラマ」の発想を超える「スーパー時代劇」的な展開を意図したが、導入間もない段階で、史実にこだわらない物語展開に対しての抵抗の声や、歴史が当時10歳に満たないヒロインを中心に動いているかのような描写に、「大河ドラマ」ファンを中心に疑問が寄せられた。以下は、読売新聞の記事「「江」のご都合主義に違和感」より…「「敵は本能寺にあり」。2月に入り、NHK総合で明智光秀(市村正親)のこのセリフを何度聞かされたことだろう。大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」で、序盤の山場となる本能寺の変を売り込む番組宣伝スポットだ。宣伝につられたわけではないが、6日放送の第5回と13日の第6回を見て、強い違和感を覚えた。上野樹里が10歳足らずの少女を演じるのは、かなり無理がある。とはいえ、これは演出方針としてひとまず目をつぶるにしても、見過ごせないのは本能寺の変後。野武士に捕らえられた江が明智勢に引き渡され、安土城で光秀と対面する場面だ。16日に開かれた放送総局長の定例記者会見で、黒木隆男・副総局長は「江の若い頃は記録がなく、不明の部分が多い。そこはフィクションで」と説明した。もちろん大河ドラマは歴史の教科書ではなく、史実を踏まえたうえでのフィクションとは十分承知している。しかし、「あったかもしれない可能性」と「どう考えてもありえない絵空事」とは違う。江が「なぜ伯父上のお命を奪ったのですか」と光秀を問い詰める設定には、リアリティーも説得力も全く感じられなかった。噴飯ものは、信長も光秀も死を前にして江の名を口にし、遠くにいる江に語りかける場面。死に際に吐く言葉だろうか。物語の展開も周囲の人物の描写も、主人公をひたすら引き立てるためにあるとしたら、それこそ「ご都合主義」という。【この項、文:鈴木嘉一氏(読売新聞2011/02/22「モニター」欄掲載記事より引用)】」一方で、作り手の試みを前向きにとらえる論もあった。プロデューサーの澤田隆治氏は雑誌の座談会の中で本作の試みを語っている。「今年のNHK大河ドラマ『江~姫たちの戦国』をどう考えるかでドラマづくりの姿勢の判断ができると思う。あの制作チームは大河ドラマは歴史の副読本ではないという、はっきりした考えを持って脚本を作りドラマ化していった。スタートしてすぐに批評家に歴史を勝手に変えることを非難されたが、最後までフィクションの『江』で押し通した。あの時代に考えられない女性像でしたが、でも視聴者、ことに女性は権力闘争の時代劇を『江』を通して楽しんでいたようで、その意味では成功したドラマでしょう。大河ドラマの歴史から考えると問題だとは思いますけど……。【この項、植村鞆音・大山勝美・澤田隆治著「テレビは何を伝えてきたか」(ちくま文庫刊)より引用】」脚本の田渕久美子さんは著書で語る。「ドラマを先行して観るのは本当に恐い。脚本家をやっている限り、連ドラを書き続ける限り、この葛藤は続く。単発ドラマになると、自分が書いていても観なかったものもたくさんある。で、『江』の出来映えというか、私の中のドラマと実際のドラマに違いはあったかだが、これはかなり違っていた。ひと言でいうと、私が目指した「わかりやすさ」を重視したドラマではなく、なんというか格調高いものになっていた。演出家の意図と私の思いが微妙に違っていたと言えるかもしれない。私が書いたものは、もっと明るくはねた感じ。実際にはやや真面目な、よくいえば重厚感が勝ったものになっていた。どちらがよかったのか、それはなんとも言えない。ドラマを観てくださった方が何を感じてくださったか、それがすべてである。よくも悪くもさまざまなことを学んだ『江』であった……。【この項、田渕久美子著「毎日が大河」(幻冬舎刊)より引用】」当初放送予定は全47回だったが、3月11日に発生した東日本大震災報道の影響で1回短縮され、その代わり最終回を73分の拡大版とすることに変更された(2011/08/11公表)。なお最終回の放送枠は、関西地区のみ大阪府知事・大阪市長選挙の開票速報のため、日曜19:30~。資料提供:太田 浩司(1)(5)。撮影協力:滋賀県(1)(5)(7)、滋賀県大津市(1)、滋賀県甲賀市(1)(5)、滋賀県高島市(1)、滋賀県長浜市(1)、滋賀県東近江市(1)、滋賀県彦根市(1)、長野県上田市(1)、長野県立科町(1)、長野県千曲市(1)(5)、長野県長和町(1)、山梨県北杜市(1)(5)、栃木県宇都宮市(1)、栃木県上三川町(1)(5)、茨城県つくばみらい市(1)(5)(7)。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成(1)(5)(7))】【データ協力:LED、やす】【参考資料:webサイト「フジアクターズシネマ」内の「野上幸造」プロフィール(2022/01/08参照、 https://www.fujiactors-cinema.com/blank-10のキャッシュ)】
キー局 NHK 放送曜日 放送期間 2011/01/09~2011/11/27
放送時間 20:00-20:45 放送回数 46 回 連続/単発 連続
番組名 大河ドラマ
主な出演 上野 樹里(1)(5)(7)(39)、鈴木保奈美(1)(5)(7)、宮沢 りえ(1)(5)(7)(39)、水川あさみ(1)(5)(7)(39)、鈴木 砂羽大竹しのぶ(1)(7)(39)、奈良岡朋子(7)、向井  理(39)、時任 三郎(1)、豊川 悦司(1)(5)(7)((7)は回想)、岸谷 五朗(1)(5)(7)、北大路欣也(1)(5)(7)(39)、萩原 聖人北村有起哉袴田 吉彦(7)、柴  俊夫(5)(7)、斎藤  工(39)、石坂 浩二(5)(7)、大地 康雄大地 常雄)(1)(7)、市村 正親(1)(5)、瀬戸 康史(5)(7)((7)は回想)、染谷 将太(5)(7)((7)は回想)、阪本 奨悟(5)(7)((7)は回想)、草刈 正雄平岳  大ミムラ(30)、和泉 元彌和泉 元弥)(1)、中山  仁(1)、寺田  農(1)、左  時枝(1)(5)(7)、宮地 雅子(1)(5)(7)、伊佐山ひろ子(1)(5)(7)(39)、和泉 ちぬ(1)(5)(7)(39)、油井昌由樹(1)、芦田 愛菜(子役)(1)、奥田いろは(子役)(1)、和田 啓作(1)、中原 裕也(1)、江藤 漢斉江藤  漢)(1)、加藤 潤一(1)、永田  治(1)、三木 将太(1)、吉田明花香(1)、嶋崎 亜美(正しくは「崎」の「大」は「立」)(1)、金井 奈穂(1)、戸井田愛理(1)、鈴木 里奈(1)、茂美 海堂(1)、杉田 侑夏(1)、瀬谷 舞子(1)、苅谷 俊介(5)(7)、桜木 健一櫻木 健一)(5)(7)、神尾  佑(5)、坂  俊一(5)、大森啓祠朗(5)、大関  真(5)、荻野 英範(5)、井原 多生(5)、梁瀬 龍洋(5)、安井美沙子(5)、縞  園子(5)、山田 純大(7)、金井 勇太(7)、山崎 裕太(7)、庄司 龍成(7)(9)、武田 義晴(7)、江連 健司(7)、荻野みかん(7)、嘉数 一星嘉島  陸)(12)(15)、佐藤みゆき(15)(43)、岩瀬  亮(22)(23)、五十嵐 空(24)、相馬 絵美(27)、須田 琉雅(28)(30)、栗本 有規(29)、広岡由里子吉田  羊黒澤 宏貴(30)(31)、武田 勝斗(32)-(34)(36)-(38)、中川 大志(34)、須田 邦裕(34)、市村 直樹(37)(46)、神崎孝一郎神崎 智孝)(37)、武田 真治(39)、加賀まりこ(39)、富田 靖子(39)、三田村邦彦(39)、宮地 雅子(39)、杉本 有美(39)、三浦 清光(39)、磯田 保文(39)、中山 麻聖(39)、水原 光太(39)-(42)(44)-(46)、松島 海斗(39)-(42)(44)-(46)、横山 一敏(39)、遠藤 由美(39)、平澤宏々路(39)、三谷 翔太(39)(40)(44)、橋爪  龍(39)、寺岡修太郎(39)、山岡 愛姫(39)、橋爪  龍(39)、寺岡修太郎(39)、忽那 汐里(40)-(46)、村上 かず(41)(44)、小玉 百夏(42)、小林 海人(46)、澁谷 武尊(46)、今川 智将(46)、山野  海松本さやか柴原 史佳島岡安芸和五辻 真吾前田  健大出  俊虫狩 愉司安部 智凛北野  淳根本亜季絵根本 明枝松本亜紀絵)、小貫  剛若林  輝下原 浩二太賀仲野 太賀)、渡辺慎一郎石原 生涯菅井  玲野上 幸造早坂 理恵小笠原 覚増田 和也東條 織江若駒(1)(5)(7)(39)、グループ・エコー(1)、セントラル子供タレント(1)(39)、JAE(1)(5)、NAC(1)、舞夢プロ(1)(5)(7)(39)、劇団ひまわり(1)(5)(7)(39)、テアトルアカデミー(1)(5)(7)(39)、劇団東俳(1)(5)(7)(39)、エンゼルプロ(1)(5)(39)、キャンパスシネマ(1)(5)(39)、宝映テレビプロダクション(1)(5)(7)(39)、倉田プロ(1)、クロキプロ(1)、劇団いろは(5)、クロキプロ(5)(39)、古賀プロ(5)、劇団NLT(39)、オフィス北野(39)、BLUE ROSE(39)、キリンプロ(39)、ワタナベエンターテイメント(39)、放映新社(39)、オフィス・ユーリー(39)、TYプロモーション(39)、大田プロダクション(39)、グランパパプロダクション(39)、フジアクターズ・シネマ(39)(殺陣武術指導:林 邦史朗(1)(5)(7)、大平 真嗣(クレジット表示未確認))(所作指導:西川箕乃助(1)(5)(7))(馬術指導:田中 光法(1)(5)(7))(書道指導:望月 暁云(1)(7))(華道指導:海野 美水(1))(出産指導:大葉ナナコ(1))(茶道指導:小澤 宗誠(5)(7))(仏事指導:金嶽 宗信(7))(上方ことば指導:井上裕季子(5)(7))(尾張ことば指導:稲垣あけみ(7))(語り:鈴木保奈美(1)(7)(39))
主な脚本 田渕久美子(1)(5)(7)、(脚本協力:田渕 高志(1)(5)(7))(資料提供:太田 浩司(7))
主なプロデューサ 大杉 太郎
主な演出 伊勢田雅也(1)(5)、野田 雄介(7)、清水 拓哉(39)、桑野 智宏、(時代考証:小和田哲男)(風俗考証:二木 謙一)(建築考証:平井  聖)(衣裳考証:小泉 清子)(記録:津崎 昭子
原作 田渕久美子
局系列 NHK
制作会社 (制作・著作:NHK)
制作 (制作統括:屋敷陽太郎、櫻井  賢)
音楽 吉俣  良、(演奏:弦一徹オーケストラ)(音響効果:加藤 直正(1)(5)、鈴木 希弥(7))
主題歌 (テーマ音楽演奏:NHK交響楽団)(テーマ音楽指揮:下野 竜也
撮影技術 清水 照夫、(技術:川崎 和彦)(照明:関  康明)(音声:浜川 健治(1)(5)、奥山  操(7))(映像技術:倉又 信久(1)、高橋 佳宏(5)、佐藤  渉(7))(編集:佐藤 秀城
HP
美術 丸山 純也(1)(7)、犬飼 伸治(5)、(美術進行:峯岸 伸行(1)(5)、浅沼 道之(7))(題字:菊池 錦子

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