離婚専門の探偵・藤崎花（杉田かおる）、高柳百合（沢田亜矢子）、栗原みずき（雛形あきこ）は、バツイチトリオ。夫の不貞に悩む主婦の味方だ。ある日、百合が通うダンス教室の仲間を依頼人として連れてくる。熟年主婦・森谷良美（烏丸せつこ）は、長年の夫の心無い暴言に耐えかねて離婚したいと協力を願い出る。その傲慢夫・森谷明弘（前田吟）は、なんと花の高校時代の恩師だった…。心無い言葉で妻を傷つける、いわゆるモラルハラスメントの夫の森谷を許せない百合とみずき、恩師を信じたい花とが対立する。調査の結果、やはり森谷には妻に激昂し叱責していたという目撃証言が。しかし、妻・良美にも人気ダンス講師・城ヶ崎（乃木涼介）との逆不倫疑惑が発覚する。そんな時、ダンス教室で殺人事件が発生。オーナー（吉満涼太）の妹で城ケ崎の婚約者である絵里が殺害された。容疑をかけられた熟年夫婦を救うため、愛憎渦巻くダンス教室の裏側に離婚妻探偵が見た驚くべき真実とは？離婚妻探偵は、夫婦の絆を取り戻すことができるのか!?【以上、TBS広報資料より引用】「熟年離婚は珍しくなくなった。だが、夫からの暴力や暴言（モラル・ハラスメントというらしい）に悩む女性のための探偵社、それも女性探偵３人ともバツイチというのは珍しい。各自が体験を基に、夫婦間の心の闇に挑む。暴言夫と離婚したいという依頼人女性（烏丸せつこ）が探偵社を訪れる。その夫とは、なんと探偵の花（杉田かおる）の恩師（前田吟）だった。同僚探偵の百合（沢田亜矢子）は、依頼人とはダンス教室仲間。探偵のみずき（雛形あきこ）も加わり、調査を始めたところ、ダンス教室で殺人事件が。前回は06年11月の放送。シリーズ化？と思いきや、「キャストの実情に照らしたリアル感がウリ。誰かが再婚したら終わりです」との答え。なるほど。【この項、文：柏木友紀氏（「朝日新聞」2009/06/14付「試写室」より引用）】」