エランドール特別賞受賞作品（制作スタッフに対して）。エランドール賞プロデューサー奨励賞受賞（瀬戸口克陽）対象作品。「金融再編、銀行合併…。非情なる金融社会を背景に、親子の葛藤と生き様のぶつかり合いを描いた連続ドラマ。1960年代後半、大阪万博の成功を呼びかけるポスターが張られている神戸が舞台。鉄平（木村拓哉）が専務を務める阪神特殊製鋼は、新しい技術を次々と開発し、メーカーから注文が相次いでいた。鉄平は万俵財閥の長男で、東大を卒業し、米国の大学に留学後、元通産大臣の長女（長谷川京子）と政略結婚で結ばれ、円満な生活を営んでいる。父・万俵大介（北大路欣也）は、阪神銀行のオーナー頭取。財界ではすきのない人物として知られている。私生活では、妻（原田美枝子）と愛人（鈴木京香）を邸宅に一緒に住まわせていた。万俵家は、正月を毎年、志摩観光ホテルで過ごすことになっていた。ある年の正月、金融再編のニュースが重苦しく社会を覆っていて、一家は穏やかな気持ちではなかった。一族の恒例行事に遅れて参加した鉄平は、父に、メーンバンクである阪神銀行に追加融資をお願いしたいと切り出す。彼は、阪神特殊製鋼の発展のために独自に高炉をつくりたいと思っていた。しかし、父は冷酷な決断を下す。その一件から鉄平の人生の歯車が大きくずれ始める。自分の仕事が今後の日本を支えると信じ、金もうけよりも現場を重視した経営方針で技術者から慕われている主人公が、自らの志を貫き、必死に戦っていく。【この項、「朝日新聞」2007/01/01付より引用】」「原作では、主人公は万俵大介だが、本作では長男の鉄平（木村拓哉）が主人公になっている。映画版で一之瀬四々彦役だった北大路欣也は、本作では万俵大介を演じた。【この項、文・練馬大根役者】」神戸市内の描写は中国・上海近郊でオープンセットを組みロケーションを敢行したという。「放送時間変更（カッコ内は理由）…(1)→1/14（日）21:00-22:24（初回拡大版）、(10)→3/18（日）21:00-22:24（最終回拡大版）。回数表記…(1)-(8)→第一回～第八回、(9)→最終章 前編、(10)→最終章 後編。【この項、文・練馬大根役者】」美術協力・富士映画(1)-(10)ほか。衣裳協力・宮本宣子ワークショップ(3)-(10)ほか。ロケーション協力・新日本製鐵君津製鐵所(1)(4)-(6)(8)-(10)、日本平ホテル(1)-(8)(10)、MITSUKOSHI(1)、志摩観光ホテル(1)(5)、HOTEL NEW GRAND(1)(5)、ザ・鹿野山カントリークラブ(1)(2)(4)、JFE楽鋼(1)(2)(4)-(8)(10)、山口工業(1)-(10)、臺湾銀行(1)(2)、横浜フィルムコミッション(1)(3)-(5)、大阪ロケーション・サービス協議会(1)(2)(4)(5)、大阪府(1)(2)、木更津市役所(1)、リーガロイヤルホテル東京(1)、三菱地所(1)、懐石料理無門庵(1)、交通科学博物館(2)(4)、JR西日本ロケーションサービス(2)(4)、蒲郡プリンスホテル(3)、東京電機大学(3)、東京海洋大学(3)、三野村(3)(8)、日本郵船歴史博物館(3)、郵船不動産(3)、三島市外五ヶ市町箱根山組合(3)、佐原市(3)、潮来フィルムコミッション(3)、フィルム・コミッション伊豆(3)、神奈川県総合リハビリテーションセンター(4)(5)(7)、木更津市役所(4)(6)、大阪府(4)(5)、箱根カントリー倶楽部(5)、武蔵大学(5)(7)、マザー牧場(5)、東京国立博物館(5)(8)(9)、横浜市環境創造局(5)-(7)(10)、日鐵物流君津(6)(10)、千葉県国際総合水泳場(6)、Velours(6)、AP&PP(7)、龍仁寺(7)、高萩市役所(7)、埼玉県立深谷商業高等学校(8)、なごやロケーション・ナビ(8)-(10)、名古屋市役所(8)-(10)、いちい亭(8)、名古屋観光コンベンションビューロー(8)-(10)、歌舞伎町グラブハイツ(8)(9)、沼津観光協会(8)、フィルム・コミッション伊豆(8)、日鐵テクノリサーチ(9)、江戸東京たてもの園(9)、アリマックスホテル渋谷(9)、東京都教育委員会(9)、FOUR SEASONS HOTEL Tokyo at Chinzan-so(10)、デジタルハリウッド大学(10)、学士会館(10)、林屋珈琲店(10)、榎本牧場(10)、アニマル・サポート＆レスキュー(10)、八王子フィルムコミッション(10)、富良野市生涯学習センター(10)、富良野市(10)、深大寺そば組合(10)ほか。協力・全日本空輸。撮影協力・上海電影集団公司。映像提供・日本映画新社(1)(4)(5)。写真提供・東宝(1)、大平特殊効果(1)(7)、谷養魚場(1)(8)、富士屋ホテル(1)、HORG(10)、ジニアス(1)-(10)。医療指導・高橋 伸(2)(4)-(7)。法律監修・宮崎信太郎（西村ときわ法律事務所）(8)-(10)、田伏 岳人（フロンティア法律事務所）(8)-(10)、勝又 祐一（フロンティア法律事務所）(8)-(10)。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（データ協力：練馬大根役者(1)-(10)）】
| キー局 | TBS | 放送曜日 | 日 | 放送期間 | 2007/01/14～2007/03/18 |
| 放送時間 | 21:00-21:54 | 放送回数 | 10 回 | 連続/単発 | 連続 |
| 番組名 | 日曜劇場 | ||||
| 主な出演 | 木村 拓哉(1)-(10)、北大路欣也(1)-(10)、鈴木 京香(1)-(10)、長谷川京子(1)-(10)、山本 耕史(1)-(10)、相武 紗季(1)-(10)、仲村トオル(1)-(6)(8)-(10)、吹石 一恵(1)(3)-(5)(8)-(10)、柳葉 敏郎(1)-(3)(5)-(10)、原田美枝子(1)-(10)、山田 優(2)-(10)、稲森いずみ(1)-(7)(9)(10)、多岐川裕美(1)(2)(4)(6)(7)、成宮 寛貴(1)-(10)、平泉 成（平泉 征）(1)-(4)(6)-(10)、西村 雅彦（西村まさ彦）(1)-(4)(6)-(10)、笑福亭鶴瓶(1)-(3)(6)-(10)、小林 隆(2)-(6)(10)、矢島 健一(1)(2)(6)(7)(10)、西田 敏行(1)-(5)、武田 鉄矢(1)-(10)、津川 雅彦(1)(4)(8)-(10)、荒木 崇秀(1)(4)(5)(7)(8)(10)、五宝 孝一（峯尾 進）(4)、金田 明夫(1)(2)(6)(9)(10)、津村 鷹志（津村 秀祐、津村 隆）(1)、鶴田 忍(1)、佐野 史郎(1)、大和田伸也(2)(4)、伊藤 正之(2)、石田 太郎(3)(4)、田山 涼成(3)、山田 明郷(3)、長内美那子(3)、六平 直政(4)(6)(7)、鰐淵 晴子(4)(5)(7)、松尾 貴史(4)、板東 英二(4)、峰岸 徹(4)、宮川一朗太(5)、菅原 大吉(6)、黒部 進(8)、浅野 和之(8)-(10)、萩原 聖人(8)-(10)、前田 吟(10)、山谷 初男(10)、中丸 新将(1)-(3)(6)-(10)、渡辺 寛二(1)-(4)(6)(8)-(10)、田中 隆三(1)(4)(5)(9)、鼓太郎(1)-(6)(8)-(10)、菅野 久夫(1)-(3)、工藤 博(1)-(3)、歌澤虎右衛門(1)、上杉 二美(1)-(6)(8)、かねきよ勝則（(1)ではかねきよかつのり）(1)-(4)(6)(7)(10)、高嶋 宏行(1)-(4)(6)(7)(10)、山縣 有斗(1)(5)、藤邦 有子(2)(7)、手塚 秀彰(3)(6)-(8)、榎本圭以子(3)(4)、澁谷 武尊(3)(5)(9)(10)、岡田 正(3)、樋渡 真司(3)、武野 功雄(3)、鶴田 東(3)、中山 広大(3)、柳下 季里(4)、篠田 薫(5)、猪野 学（(5)は写真のみ）(5)(7)、柳下 季里(5)、牧村泉三郎(5)、三好えり子(5)、村井 克行(6)(7)、坂野 友香（桜井 友香、櫻井 ゆか、相沢 樹）(6)-(8)、海老原敬介(7)、沼崎 悠(8)、島 英司(8)、山野 史人(8)-(10)、宗村 嘉映(8)、二宮 末音(8)、武田 弘美(9)、武田 弘美(10)、青木 一(10)、稲川素子事務所(1)(4)、劇団東俳(1)-(10)、劇団いろは(1)-(10)、テアトルアカデミー(1)-(10)、芸プロ(1)-(10)、アプローズ（(1)では株式会社アプローズ）(1)-(10)、ジョビィキッズ(9)(10)、せんだい・宮城フィルムコミッション(1)-(10)、いばらきフィルムコミッション(10)、（スタントコーディネート・田渕 景也（Gocoo）(1)(7)）（方言指導・名取 幸政(1)(3)(4)(6)(7)(10)）（ナレーション・倍賞千恵子(1)-(10)） | ||||
| 主な脚本 | 橋本 裕志(1)-(10) | ||||
| 主なﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻ | （プロデュース・福澤 克雄、石丸 彰彦）（プロデュース補・遠藤 正人、高橋 正尚）（番組宣伝・清水 雅哉、秋山 真人）（インターネット・岡野 進(1)-(10)、内藤亜希子）（スチール・渡辺 富雄） | ||||
| 主な演出 | 福澤 克雄(1)-(10)、山室 大輔(5)(7)(9)、（所作指導・山口 玲子(1)(3)(6)(7)）（演出補・高津 泰行(1)-(10)、中前 勇児、中井 芳彦、大内 舞子、田中 健太）（記録・原田 靖子(1)-(3)(5)(7)(9)(10)、福寿 香里(6)(8)(10)、金子 洋子（遠藤 洋子）(4)(10)） | ||||
| 原作 | 山崎 豊子「華麗なる一族」（新潮文庫刊） | ||||
| 局系列 | JNN | ||||
| 制作会社 | （制作・TBSテレビ）（製作著作・TBS） | ||||
| 制作 | （制作担当・中川 真吾(1)-(10)、佐藤 文隆）（制作部・豊島さおり、佐藤 尚誠、小野好賜子、戸來 聖美、長 友子）（デスク・藤田 順子）（上海コーディネーター・桂 東(1)(10)）（通訳・郭 瑾、湯 亦晨、平野 愛、馬 増建） | ||||
| 企画 | 瀬戸口克陽、植田 博樹、（編成・山田 康裕） | ||||
| 音楽 | 服部 隆之、「華麗なる一族」オリジナル・サウンドトラック（ビクターエンタテインメント）、（音楽コーディネート・溝口 大悟(2)(3)）（協力・日音(1)）（音楽協力・日音(2)-(10)、フェイスミュージック(2)-(10)）（選曲・御園 雅也）（音響効果・伊藤 誠(1)-(4)(6)-(10)、加藤 博紀(5)(10)、能添 友章）（MA・古頭 信幸） | ||||
| 主題歌 | （メインテーマ・（指揮・服部 隆之）（演奏・フィルハーモニア管弦楽団）（合唱・東京混声合唱団(1)））（挿入歌（表示なし）・イーグルス「デスペラード」(4)(6)-(10)） | ||||
| 撮影技術 | 小林 純一(1)-(4)(6)(8)(10)、森 哲郎(5)(7)(9)(10)、高島 一宗、五藤 寛丈、（技術・原田 幸治）（映像・荒井 秀訓(1)-(10)、間瀬 拓人）（照明・林 明仁(1)-(4)(6)(8)(10)、近藤 明人(5)(7)(9)、鈴木 博文、西 彩乃、成田 卓嗣、中川 剛）（音声・内山浩(1)-(10)、渡辺 学、藤本 真人、仲山 一也）（編集・松尾 茂樹）（VTR・佐藤 淳一）（予告編集・宮村 礼子）（VTR助手・尚 宝）（VFX・越智 忍）（CG・大宮司徳盛(1)-(10)、丹羽 学、渡邊 竜実、PDトウキョウ(1)(10)（(1)では技術協力））（合成・大島 忍(1)(3)(5)(7)(9)(10)、成田 純子(2)(4)(6)(8)(10)、佐々木良太、赤垣 剛志）（水中撮影・中村 宏治(6)）（技術協力・PDトウキョウ(1)(10)（(10)ではCG））（協力・緑山スタジオ・シティ） | ||||
| ビデオ | DVD：ビクターエンタテインメント | ||||
| HP | |||||
| 美術 | 青木ゆかり(1)-(10)、船山和歌子、（美術制作・やすもとたかのぶ(1)-(10)、一條 学、矢部 香苗）（美術プロデューサー・石田 道昭）（装置・秋山 雷太）（操作・佐藤 敦(1)-(10)、越智 寛之）（装飾・奈良崎雅則(1)-(10)、増田 豊、長房 淳、立川 法伸）（持道具・矢倉 秀隆(1)-(10)、高橋 貴恵）（イルミネーション・井上 昇）（建具・大崎 健一）（植木装飾・石灰 末展）（生花・遠山 徹）（コスチューム・中村 洋一(1)-(10)、鳥居 竜也、君和田悦子）（ヘアメイク・山口亜希子(1)-(10)、中田マリ子、伊駒 舞、田中佐代子(1)-(10)、石田 伸(1)-(10)、千葉 友子(1)-(10)、上田 深里(1)-(7)(9)(10)）（衣装デザイナー・宮本 宣子(1)-(10)、山下 和美）（スタイリスト・大久保篤志(1)-(10)、鴇田 晋哉）（料理コーディネイト・伊藤 佳明(BOB)(1)(4)(5)）（美術コーディネート・若山 博）（テロップ・南木 純） | ||||
