本能寺の変で主君織田信長を討ち逆臣の汚名を残した明智光秀を主人公に、光秀が秀吉に天下を取らせるため信長を討ったという新解釈で展開した歴史ドラマ。【以上、文：のよりん（野口義晃）】「戦国武将・明智光秀の半生を描く。時は乱世、戦国の世。織田信長（上川隆也）は上洛し、将軍一の家来としての絶対的立場を得る。その手はずを整えたのは明智光秀（唐沢寿明）だ。だが、ひょうきんな性格の木下藤吉郎（柳葉敏郎）が何かと信長の目に留まり、光秀は不満を募らせる。そんな光秀の心の安らぎは、妻・ひろ子（長澤まさみ）と子どもたちの存在だった。【この項、「サンケイスポーツ」2007/01/01付より引用】「明智光秀（唐沢寿明）は室町幕府の足利義昭（谷原章介）を奉じて織田信長（上川隆也）に仕えた。だが生真面目で几帳面な性格が災いし、いつもライバルの羽柴秀吉（柳葉敏郎）に先を越されたと感じていた。そんな光秀に信長は比叡山攻めの総大将を命じる。光秀は粛々と実行に移すが、その所業は妻のひろ子（長澤まさみ）や領民たちの反感を招いた。そんな折、光秀はつかの間の平和に自作の野菜を持って自宅を訪ねた秀吉と語らい、秀吉が農民の出身であるが故に戦を無くしたいという大望があることを聞かされる。一方で信長は日本だけでなく世界を視野にいれた天下布武を目標に、さらなる戦いを目指そうとする。光秀は戦のない世を作るため信長を倒し秀吉に天下を譲る犠牲となることを決意。本能寺で信長を襲撃した。そして備中からとって返した秀吉に自ら討たれるのだった。夫の決意を知るひろ子も居城の坂本城でその生涯を終えた。【この項、文：のよりん】」車両：中小路　充、稲谷　憲一。協力：坂本城復興を考える会、太鼓センター、関西ロケーションサービス。宿泊協力：京都全日空ホテル。撮影協力：京都大覚寺、大本山随心院、国宝彦根城、東福寺、伊賀上野城、走田神社、元離宮二条城、福知山城、本徳寺、京都仁和寺、伊勢・安土桃山文化村、滋賀ロケーションオフィス。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成、データ協力：のよりん（野口義晃））】