第32回放送文化基金賞テレビドラマ番組賞受賞。第61回芸術祭優秀賞受賞作品。「角田光代の直木賞受賞作品をドラマ化。【この項、文・法水】」「35歳の主婦・小夜子（夏川結衣）は、人付き合いが下手で、言いたいことがあっても飲み込んでしまう性格。自分勝手で無神経な夫や、嫌みをいいながら自分をこき使う姑にも我慢強く耐えている。そんな彼女が、再就職のために訪れた会社で独身社長・葵（財前直見）に出会う。葵も同じ35歳。人間関係に臆病になっていた小夜子は、開けっぴろげでおおざっぱな性格の葵との交流を通して、次第に心を開いていく。明るく楽天的な葵だったが、彼女には学生時代にいじめにあったという暗い過去があった。転校によっていじめから逃れ、新しい学校で魚子（ななこ・多部未華子）という新たな親友を得た葵（石田未来）だったが、明るく見える魚子も、実は家庭に問題を抱えていたのだった。現在と過去、２組の女性の友情はやがて思いもよらない転機を迎える……。【この項、WOWOW広報資料より引用】」「現在と過去を行き来しながら、友情とは何かを模索する女性たちの姿を描く。人付き合いが下手な専業主婦・小夜子は、再就職のため訪れた会社で同じ35歳の独身女性社長・葵に出会う。明るく楽天的な葵に次第に心を開いていく小夜子。一方で、葵には暗い過去があった。高校時代にいじめにあい、転校先で出来た親友・魚子（ななこ）は家庭に問題を抱えていた。現在と過去、２組の友情はやがて意外な転機を迎える。【この項、朝日新聞2006/01/15付より引用】」「30代の女性の友情という微妙な問題を、淡々としたセリフと映像でリアルに描いた。過去と現在の２つの物語を交叉させる展開の後、ラストシーンで現在の２人の女性が過去の少女たちと河岸に並んで見つめ合う情景が心に染みる。清涼感があり、大人のドラマとして楽しめる作品。【この項、放送文化基金賞選考理由より引用】」車輌・原澤　智博、石田　　隆。美術協力・NTTドコモ、群馬観光物産プラザ、Day by Day、地球の歩き方、brontibayparis、フクダ電子、信州衣料、PIZZA-LA、下仁田酪農業協同組合。衣裳協力・ビナコラーダ、COUNT DOWN、BUONA GIORNATA、Fairy Tale、コムサ・イズム、Ando。撮影協力・わたらせフィルムコミッション、みうら映画舎、上毛電気鉄道、伊豆急行、東京大塚医院、西島荘、串八珍、FRESHNESS BURGER、MONSOON、かわさき屋、日体幼稚園。掃除指導・NPO法人日本ハウスクリーニング協会。協力・オムニバス・ジャパン、K・D・N、アペックス・ツー、ファン、ケーアンドエル、ウェルムーブ。