★「折れた護符」…高校２年生・柊真由（蒼井優）は、新聞配達のアルバイトをしていた。仕事は辛かったが、それよりも嫌だったのが、ある団地の配達をすることだった。理由はなかったが、何故か不気味な感じがしていたのだ。その日も真由は、亡くなった祖母からもらったお守りを身につけ、団地の階段を駆け上がった。２階から３階へ上がる階段の踊り場を通った時、真由は、一瞬女性らしき人影を見たような気がして振り向いたが…。★「うしろの女」…森本家のふたりの子どもには不思議な能力があった。兄の貴之（塩澤英真）は「見えないもの」に取り憑かれやすく、妹の真由（長澤まさみ）にはそれが見えてしまうのだ。母親の洋子（金沢映子）は、そのことで言い争いをしたりする子どもたちのことが心配で仕方がない。そんなある日、貴之が帰宅するとその背中には…。★「迷子」…残業で帰りが遅くなった川越健介（佐々木蔵之介）は、近所の家の庭先で泣きじゃくっている男の子（今井悠貴）の姿を見つけた。ためらいながらもその男の子に声をかけながら近づくと、健介に背中を向けて泣いていたその子がピタリと泣きやみ、こちらを振り返ろうとした。ふいに異変を感じた健介は、その場から逃げ、家に戻った。が、霊感の強い健介の妻・頼子（三咲レア）は、その男の子がついてきていることに気づく。健介が風呂に入っていると、磨りガラスの向こうから、何かが近づいてくる。やがてそれは扉に張り付き…。【以上、フジテレビ広報資料より引用】