未だ古い伝説の残る沖縄の離島、宮古島。夏休みに母親の故郷である宮古島にやってきた兄妹を通じて、不思議な縁や絆で結びついた家族の姿を描いていく。洋子は夏休みの間に、拓也と亜樹を連れて、５年ぶりに故郷の宮古島に帰郷する。そこには漁師の祖父、源三が独りで住んでいた。子供たちにとって楽しいはずの南の島への旅行。でも素直には喜べない。洋子は夫と毎日のように口ゲンカ。夏休みにお互いに冷静に考えるために帰ってきたのだから。それでも早速島を散策する子供たち。すると亜樹はおかしなことを言い始める。ヤーマプスナカの伝説。そして天女の羽衣の伝説。亜樹の前世の記憶がよみがえってきたのだ…。ハイビジョン制作。