幸子（佐藤綾）は、近所の人にあいさつしても見向きもされない。理髪店を営む夫が借金のトラブルで相手を刺し、指名手配を受けているからだ。幸子は店の前のほおずきの鉢に水をやる。それを見張る京介（京本政樹）ら。夫が事件を起こしたのが３日前。しかし姿を見かけなくなったのは、１ヵ月も前という証言が出てきた。出海班はひたすら幸子を監視する。店の前に老人がやって来て、鉢のほおずきを１つもぎ取って立ち去る。不審に思って調査すると、老人は大沢（須永克彦）といい、幸子の父親と分かった。