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ドラマ 詳細データドラマ 居留地ランプ(居留地洋灯)

テレビドラマ初の芸術祭参加ドラマ。同年には「鬼の九右衛門」(NTV)も芸術祭に参加したが放送はこちらが先行。また「風光る」(NHK)も同じ年の芸術祭参加ドラマだった。「幕末の横浜を舞台に博打打ちが初めて外国文化を体験するという喜劇。百坪のスタジオに二つのセットを組んで、舞台劇のような作り方をした。開港四、五年後の横浜居留地近くの山道で、掛川の博打打ちの親分のところを抜け出し、江戸へ向かう途中の鍋掛次郎左衛門(山形勲)と北八(久保保夫)の二人は、フランス人の妻ふじ(宮城千賀子)と出会う。二人はふじの服装や香水の匂いに仰天する。そこへ強盗浪士がふじを追ってくる。ふじにもらったマッチをすって驚かすと、強盗はあわてて退散する。二人の博打打ちは、何も食べていないので、空腹で死にそうになっている。ふじは助けてもらったお礼に、自分の家で洋食をご馳走する。二人は生まれて初めて洋食を食べるはめになり、どう食べたらいいか困惑してしまうというストーリー。芸術祭初参加のテレビドラマが、なんと異文化初体験コメディーだったとは、当時のテレビ界の混迷ぶりを思わせて大変に興味深い。【この項、志賀信夫著「映像の先駆者125人の肖像」(2003/03/30発行、日本放送出版協会刊)より引用】」「新しい試みとして、スタジオの中央に直径1.5メートルの石膏で細工した丸物の巨木が置かれた山中の風景で、その巨木を画面の一部に入れるか入れないかによって、二、三の異なった場所に見えるように設計され、装置と演出技術の目新しさが話題になる。【この項、NHK編「日本放送史」より引用】」【役名(演技者)】鍋掛次郎左衛門(山形勲)、三丁目の北八(久松保夫)、根岸ふじ(宮城千賀子)、荒浪憤慨之助(有島一郎)、阿媽莱女(弘中菊乃)、阿鼻勘平(谷晃)。【参考文献:NHKクロニクル(2018/01/22参照、http://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/)】
キー局 NHK 放送曜日 放送期間 1954/11/03~1954/11/03
放送時間 19:30-20:15 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 昭和29年度芸術祭参加番組
主な出演 山形  勲久松 保夫宮城千賀子有島 一郎弘中 菊乃谷   晃
主な脚本 (脚色:西川 清之
主な演出 永山  弘
原作 (作:長谷川 伸
局系列 NHK
制作会社 NHK
音楽 東京放送管弦楽団、(作曲指揮:平井康三郎
美術 (裝置:島  公靖

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