3年C組A子の仲良しグループは5人。休み時間、仲良しグループはクラスメイトのC子の悪口で盛り上がっていた。C子は生徒会の係をしており、優等性的なところがある。A子は「C子は悪い子じゃない」と思っていたが、他の4人が頷く中、自分の思いを言うことができない。みんなの顔色をうかがって「合わせている」自分に息苦しさを感じるA子。「心から笑ったり、悩みを打ち明けられない『仲良し』なんてちがう」。思いあまったA子は思っていることを言ってみた。「C子はそんなに悪い子じゃないよ。」。翌日からA子のまわりの様子が変わった。「仲間」たちがよそよそしい。会話に加わろうとするが無視されてしまう。みんな逃げるように4人の輪をつくってしまう。教室に行くのが恐くなり休んでしまうA子に、C子から電話が来る。「一緒に学校に行こう。」A子はC子に自分の思いをぶつける。一部資料では、「演出：大前多恵、作：吉田鈴子」と記載されている。