野沢のスキー場を舞台にした作品。「卒業が迫ったのにまだ就職も決まらぬ貧しい大学生が、さそわれて生まれてはじめてムリをしてスキーに行くことになった。しかし要領のよい友人のため、ゲレンデにひとり取り残され、夕闇迫るころ、ストックを折りスキーを流して途方に暮れた。そこへ滑ってきたリフトの切符モギリのアルバイトをしている美少女に助けられ、生まれてはじめての恋をみのらせ「シー・ハイル」を叫ぶまでを軽快でユーモラスなタッチで描いた。【この項、読売新聞1962/03/21付より引用】」【役名（演技者）】桐野（岡村春彦）、広川（三浦威）、君子（香山美子）、ピック（丘野美子）。