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ドラマ 詳細データ芸術祭参加劇 石狩の野に(石狩野に)

第14回芸術祭参加作品。「北海道の泥炭地と取り組む開拓農民の当面する諸問題を扱ったシリアスドラマで、(北海道放送として)初めてビデオテープを使用してロケ撮影もふんだんに行った。芸術祭の審査結果はこの年から公開となり、本作品にはかなりの投票が集まったがいま一歩のところで受賞を逸した。大地と取っ組む本道開拓民の問題点をえぐったこのドラマは、制作開始以来のローカリティーを中心とした、編成方針の極致を示すものであった。1959年10月に10億円を投じて完成にこぎ着けたHBC会館をつかって制作された。【この項、北海道放送社史編集委員会編「北海道放送10年史」(1963/07/30、北海道放送業務室刊)、「北海道放送二十年」(1972/09、北海道放送発行)より引用、( )内は当データベースの補足】」「北海道らしく雄大な自然を背景に入植者の苦しい生活を描こうとした意図はよかったが、これも脚本が弱く話そのものよりもテレビで表現しようとする構成のしかたに大きな誤算があったように思えた。おそらくエピソードとしての題材が多くありすぎて、処理しきれなかったのではないかと思われる。そのために話が飛躍したり、前後のつながりがよくわからなかったり、最後の霜の一件も、それがどれだけ困ることなのか、説明も伏線もないためにピンと来ない。それはもちろん演出の責任であろう。美しく録画した雄大な風景を使うことに力をそそぎ事件の推移も人物によって説明する努力が足りなかったような感じがする。【以上、文:堀江史朗(「テレビドラマ」1960/01月号(現代芸術協会刊)より引用)】」【参考文献:北海道放送社史編集委員会編「北海道放送10年史」(1963/07/30、北海道放送業務室刊)、同「プログラム10年の記録-北海道放送10年・別冊-」(1963/07/30、北海道放送放送業務室刊)、「北海道放送二十年」(1972/09、北海道放送発行)】
キー局 HBC 放送曜日 放送期間 1959/11/29~1959/11/29
放送時間 21:15-22:15 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 東芝日曜劇場(第157回)
主な出演 下元  勉高野 由美高田 敏江日野 道夫菅原 澄子梅野 泰晴鶴丸 睦彦民芸HBC放送劇団
主な脚本 (作:岩間 芳樹
主な演出 小南 武朗
局系列 JNN
制作会社 HBC
音楽 間宮 芳生
美術 中村 公彦

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