キャリア志向、恋愛志向、中道派とタイプの違う27歳のＯＬ三人。「イイ男」をめぐって奮闘する。「山口美江、斉藤慶子、高木美保のベテランOL三人娘の生きざまを描いたオフィス・ラブコメディ。こうした二〇代後半の女性を中心視聴者にした軽いコメディ・ドラマなのだから、その視聴対象の女性たちが面白がってくれればいいのであって、筆者のようなおじんが面白いというわけにはいかないことは十分わかっていた。それにしても、あまりにも軽薄。彼女たちは感覚だけで生活している。27歳にもなったら、玉の輿に対する考え方も変わるはずだと思うのに、幼稚な生き方をしていたのにはまいってしまった。同じ世代の女性に聞いても、もの足りないと答えていた。【この項、文：志賀信夫氏（志賀信夫著「志賀信夫選 年間テレビベスト作品一九九〇年度（第二期第三集）」（1990/08/27発行、源流社刊）」より引用）】」各回のサブタイトルは以下のとおり。第１回「あぶない気分の夜」。