１０年後の家族を設定し、ドラマとドキュメンタリーをクロスオーバーさせながら身近な問題として具体的に予見する全９回シリーズの第８弾。「メイセイ精機社長の戸田安雄（小林桂樹）は、実質上、自動化の融資をしてもらった見返りに、大会社の子会社同然になってしまった自社の状況を打開すべく、シンガポールへ視察の旅に出る。現地駐在員（篠田三郎）はどこか冷めた男だ。一方、戸田安雄の妻（加藤治子）は、はるや（高橋長英）が死んでから、元気がなかった。医師の長女（佐藤オリエ）が検査入院させたところ、初期の胃がんが発見される。シンガポール出張中の戸田安雄は、テレビ電話で、妻に話しかける。長女が担当するもうひとりの患者（すい臓がん患者）役が坂上二郎。戸田安雄（小林桂樹）の娘で医師ひでみ（佐藤オリエ）と同じ病院の医師の役に若林豪。坂上二郎の妻役に高田敏江。【この項、文：TATANKA】」【データ協力：TATANKA】