日曜劇場初のオールロケーションで、雄大な那須高原を舞台に、サラブレッドの飼育に心血を注ぐ牧場主が、東京からきた獣医と調教師志願の２人の女性との出逢いで、父親としての在り方を考え直す。その牧場主に、日曜劇場初登場の世界の三船敏郎が扮する。大貫剛也は那須高原の牧場主で、競走馬サラブレッドの飼育に心血を注いでいた。妻の死後、男手ひとつで３人の息子を育てながら仕事に励む毎日だったが、8月のある日、獣医の知と調教師志望の悠子が、夏休みを利用して高原の別荘へやって来た。その日隣にいる牧場の馬が急病になり、知が応急処置をしてから、そこの一家と交際が始まった。剛也は性格もガンコで、女に馬のことが解るかと知たちを信用しなかったが、二人の馬に対する気持ちを次第に理解するようになった。また反対していた次男の結婚も許し、息子たちは二人のおかげだと大喜び。そして、知は剛也に牧場で働くことを勧められるが、夏の楽しい思い出として気持ちを切り替え東京へ帰っていった。【以上、TBSチャンネル広報資料より引用】