第39回芸術祭優秀賞受賞作品。NHK-BK開局30周年記念。国際社会における相互関係の難しさ、すばらしさを、戦中・戦後の東南アジアに生きた日本人を通じて描く。「1971年、マニラで起こった日本人商社マンの受難事件をヒントに、第二次世界大戦における日本軍とフィリピン人との関わり合いを描きつつ、国際社会における相互信頼の難しさ、素晴らしさを問うドラマ。中堅商社鴻田貿易のマニラ支社・小寺は赤ラワン材の取引を始める。ところが、現地の人々と信頼関係を築き、ビジネスを行おうとする小寺の前に次々と難題がのしかかってくる。炎熱のフィリピンを舞台に繰り広げられる国際商戦と、それに関わる人々の人間ドラマが描かれる。【この項、ホームドラマチャンネル広報資料より引用】」BKドラマとしては初の海外ロケドラマ。フィリピンを舞台に商社マンの経済戦争を描き、国際社会における日本人のあり方を問いかける。