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ドラマ 詳細データ恋人たちの島(脚本時タイトル…麗わしき夏の神々)

博多湾に浮かぶ人口千人の能古島を舞台にした、ふうさいのあがらない男(平田満)と美女(樋口可南子)のラブストーリー。井上陽水の「能古島の片想い」が挿入歌として使われる。夕子(樋口)は旅行社のOL、夜は母(上月佐知子)の営むスナックを手伝っている。店の客で、アートデザイナーの静夫(平田)が自分に好意を寄せていることは感じていたが、夕子は単身赴任で博多に来て、もう東京に戻った吉崎のことが好きだった。その吉崎の妻と名乗る女性(上村香子)が夕子を訪ねてきた。彼女は夕子と吉崎の仲を疑っているらしい。【以上、毎日新聞1983/07/17付より引用】脚本の金子成人は放送当時、本作執筆の経緯を記している。「わたしは生まれが九州なのに、これまでRKBからは一度もお呼びがかからなかった。今回やっと地元を舞台に描くことが出来た。博多湾上数キロメーターの処にある能古島を舞台にしたいと思った。福岡近辺は古代から外国と行き来がある。邪馬台に関する諸説の交差している土地でもある。そういう古代史の謎と現代のラブストーリーを組み合わせられないものかと、最初漠然と考えていた。古代史の謎はやめにした。伝説なり民話なりの色合いを出せないものかと考えた。「E.T.」を観て、「かぐや姫」だ!と思って以来、民話やお伽話に興味を抱いていたからだ。このドラマをお伽話にしようと思った。大事件のないお伽話にしたいと思った。過去の恋にこだわる女と優柔不断男のラブストーリー。はたして狙い通りお伽話になっているかどうか。優柔不断男が女に告白する為に海に飛び込むシーンは酷寒の頃だといいなと思った。その方が男の心情の迫力は出る。しかし現実はお伽話ではすまない。平田満という生身の俳優さんが演じるのだ。酷寒の海は諦めることにした。【この項、文:金子成人氏(「ドラマ」(映人社刊)1983年7月号より引用)】」【参考文献:「ドラマ」(映人社刊)1983年7月号】
キー局 RKB 放送曜日 放送期間 1983/07/17~1983/07/17
放送時間 21:00-21:54 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 東芝日曜劇場(第1385回)
主な出演 樋口可南子平田  満中村 亜湖中村 亜子)、浜村  純上村 香子上月佐知子上月左知子)、
主な脚本 金子 成人
主なプロデューサ 渡瀬 一男
主な演出 八坂  健
局系列 JNN
制作会社 RKB毎日放送(RKB)
音楽 (効果:遠藤 裕己
主題歌 (挿入歌:井上 陽水「能古島の片想い」)
撮影技術 (TD:榊   勲)(照明:室井 清登)(音声:一木 正弘
美術 長岡 盛雄

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