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ドラマ 詳細データ胡桃の部屋

向田邦子の自伝的同名小説をドラマ化。勝ち気でよく気がつく三十娘・桃子の物語。「中年を過ぎてはじめて、自分の深奥にわだかまっている〝意識〟や〝性〟につき当たった哀しい男女を、向田邦子は好んで描いてきた。ドラマ人間模様『胡桃の部屋』は、行き届いた脚色(楠田芳子)と演出(深町幸男)によって、そうした向田の世界を鮮やかに再現している。この作品の特色は、やはり家族というものの描き方にある。父親が家出をし、子どもたちもそれぞれ勝手にやっていながら、完全にバラバラにはならず、どうにかまとまっていく家族というものの強靱さを、ドラマはなかなかうまくとらえている。テレビドラマの家族は、たいていまったくの仲良し家族か、崩壊家庭かの両極端に固定して平板に描かれがちだが、この家族は地球と同じように、自転しながら公転している。表面は沼のように何事もなく見せながら、いじめ傷つけ足をひっぱりつつ、いたわり合うごく平凡な家族の像がここにある。家庭に閉じこもって生きてきた母親が、心の秘密を内へ内へと閉じていくのに対して、父親を含めた男たちは、家庭の外に秘密をつくる。夫婦のなかの〝男〟と〝女〟の葛藤がこうした内と外の関係になって描かれていることも興味深い。かつて向田ドラマがそうであったように、この作品にも抽象題はほとんど使われていない。誰でもが使っている断片的な日常の言葉が、説明的にならずに、せりふとして生き生きと作動している。【この項、文:藤久ミネ氏(毎日新聞1982/05/18付「放送サロン」より引用)】」
キー局 NHK 放送曜日 放送期間 1982/05/02~1982/05/23
放送時間 20:50-21:35 放送回数 4 回 連続/単発 連続
番組名 ドラマ人間模様
主な出演 いしだあゆみ小林 桂樹久我 美子杉浦 直樹
主な脚本 楠田 芳子
主な演出 深町 幸男
原作 向田 邦子
局系列 NHK
制作会社 NHK

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