保育士として母子寮で働いている望（島かおり）は、男関係がだらしない母親・園子（星美智子）に愛想を尽かして６年前に故郷を飛び出し、弟・良介（湯沢紀保）と下町のアパートで暮らしていた。ところが、愛人とのトラブルで小料理店を失った園子が、突然望たちのアパートに押しかけて来た。下町の母子寮で働く女性が、男癖の悪い非常識な母親に振り回されながらも、困難を乗り越えて真実の愛をつかんでいく。周囲の人々に優しさを振りまくけなげなヒロイン・望を演じたのは島かおり。彼女の朗らかな演技が、「母と子のきずな」という深く重いテーマを扱った作品に明るさを与えた。一方、物語のカギを握っていたのは、何と言っても星美智子が演じたヒロインの母・園子。警察ざたを起こして娘のアパートに転がり込んできた彼女が、得体の知れない男を部屋に連れ込んだり、望の婚約者の実家に厚かましく押しかけたりと数々のトラブルを起こし、視聴者をやきもきさせた。【以上、TV LIFE編集部編「1980年代全ドラマクロニクル」（2009/04/10、学習研究社刊）より引用】協力：戸倉上山田温泉観光協会。【データ協力：高校教師】
| キー局 | TBS | 放送曜日 | 月～金 | 放送期間 | 1981/03/02～1981/05/01 |
| 放送時間 | 13:00-13:30 | 放送回数 | 45 回 | 連続/単発 | 連続 |
| 番組名 | 花王愛の劇場 | ||||
| 主な出演 | 島 かおり、湯沢 紀保、星 美智子、河原崎建三（河原崎健三）、土屋 嘉男、片桐 夕子、目黒 幸子（井上 幸子）、瞳 順子、宮内 順子、伊豆 肇、桑山 正一、岩倉 高子、翠 準子、小畑 あや、武内 文平（五藤 雅博）、木下ゆず子、岡田美佐子、西願 由美、雪江 由記（雪江 由紀、雪絵 ゆき）、大久保正信、池田 信子、鈴木 千絵（子役）、五月 晴子、花原 照子、津野 哲郎（佐東 朝生）、由起 艶子（幸 つや子、由紀 艶子）、千葉 裕子、皆川 衆、江藤 潤（江藤 漢（江藤 漢斉））、飯田 和平、福原 秀雄、青砥 洋、扇谷 敏、伊海田 弘（二階堂 浩、二階堂 博、伊海田 宏）、加藤 茂雄、夏木 順平、草間 璋夫、宮地 謙吾、服部 鷹子、神山 友治、庄司 秀俊、桑崎てるお、細井 利雄、中島 セリ、荻原 球子、輝山 恵子、水原 雪雄、那須のり子、高見 明江、志村 幸江、松山 薫、徳武 忠吉、（ナレーター：市原 悦子、） | ||||
| 主な脚本 | 芦沢 俊郎（芹沢 俊郎…誤り）(1)-(10)(21)-(45)、鹿水 晶子(11)-(20)(1)(2) | ||||
| 主なﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻ | 堀 貞雄（東京映画）、金川克斗志（金川 勝利）(TBS)、（プロデューサー補：松沢 一男） | ||||
| 主な演出 | （監督：高橋 繁男(1)-(10)(21)-(35)、西河 健治(11)-(20)(36)-(45)）（助監督：今井 敏夫）（記録：牧野千惠子、藤沢すみ子） | ||||
| 局系列 | JNN | ||||
| 制作会社 | （製作：東京映画、TBS） | ||||
| 制作 | （製作主任：渋谷 利郎） | ||||
| 音楽 | 青山 八郎、（整音：斉藤 恒夫）（整音スタジオ、脇坂サウンド） | ||||
| 主題歌 | 杉田 美子「見てよ青空」（作詞：山口 洋子、作編曲：馬飼野康二）（ビクターレコード） | ||||
| 撮影技術 | 西川 芳男、（照明：川島 祺雄）（録音：高場 豊）（編集：池原 文雄）（東京現像所） | ||||
| 美術 | 国府田俊男、（装飾：安藤 篤）（高津装飾美術、京都衣裳、昭和ドレス、山田屋、日映美術） | ||||
