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ドラマ 詳細データ愛を病む

当時、社会問題となった「登校拒否児」を取り上げた辛口ドラマ。突然、中2の娘が登校拒否となり、それがやがて家庭内暴力へと発展していく過程を描いた。「学校に行きたくない、という子供は一体、どのくらいいるのだろうか? 文部省初中局に尋ねてみたが、そんな統計はなかった。しかし、都立教育研究所には、登校拒否の来所相談が年間、300件程度あるという。これは全相談件数の半分に当たるそうだから、人ごととは思えない問題だ。「ドラマ人間模様」は『詐欺師』のあと、一転して、この登校拒否がテーマ。父親に愛川欽也。彼は昨年4月のこの枠『ぼくは12歳』で、原因もなくわが子に自殺される父親を演じている。今回も中学生の長女(蝦名由紀子)に、新学期からの登校を拒否されオロオロ思い悩む役をリアルに表現する。母親は市原悦子。「給食にお肉が出たら、アブラの部分は食べなくていいのよ」などと子供に注意する教育ママぶり。どうやら娘が学校に行きたくない原因のひとつは、この母親にあるらしい。両親が担任の先生の紹介で訪ねる病院の先生が松村達雄、高津住男、楠侑子。二話目に娘はその病院に入院するのだが、登校拒否は医学では治りそうにない。娘は暴力をふるうようになる、という重いテーマだ。〝NHKらしい〟ドラマ。【この項、毎日新聞1980/05/04付「視聴室」より引用(署名:D)】」【役名(演技者)】上田誠一郎(愛川欽也)、上田愛子(市原悦子)、上田光江(蝦名由紀子)、精神科医・太田(楠侑子)、誠(松野達也)、上田文子(緋多景子)、誠一郎の弟・二郎(石見栄英)、二郎の息子(古本新之輔)、光江の祖母・とみ(原ひさ子)。【参考資料:書籍「日本タレント名鑑'81」(1980/12/30、VIPタイムズ社発行)[安保絵美の項]、新聞「毎日新聞」テレビ欄】
キー局 NHK 放送曜日 放送期間 1980/05/04~1980/06/01
放送時間 20:50-21:35 放送回数 5 回 連続/単発 連続
番組名 ドラマ人間模様
主な出演 愛川 欽也(1)-(5)、市原 悦子(1)-(5)、蝦名由紀子浅沼友紀子、誤り…蛯名由紀子)(1)-(5)、松村 達雄(1)-(3)(5)、楠  侑子(1)-(4)、高津 住男高津 佳男)(1)-(5)、松野 達也松野 太紀)(1)(4)(5)、緋多 景子樋田 慶子)(2)、石見 栄英石見  栄)(3)、古本新之輔(3)、原 ひさ子(4)、安保 絵美
主な脚本 別役  実
主な演出 大原  誠(1)(4)(5)、伊予田静弘伊豫田静弘)(2)(3)
局系列 NHK
制作会社 NHK
音楽 小野崎孝輔、(効果:大和 定次
主題歌 紙ふうせん「夕陽よ沈まないで」(作詞・作曲:後藤悦治郎

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