三人組が通行人に因縁をつけ、現金を奪うという事件が発生した。犯人のうち二人は17～18歳の少年で、もう一人は24～25歳のヤクザ風の男と分かる。捜査を始めた矢先、修学旅行中の仙台の高校生二人が姿を消した、と引率教師の北川（山本圭）から届け出が。藤堂（石原裕次郎）は、石塚（竜雷太）に、その件の調査を担当させる。二人の生徒は吉本（新井康弘）と中山（今村良樹）。北川の話では二人とも落ちこぼれ組で、平素から問題生徒だったという。一部資料では脚本が畑嶺明の単独脚本であると記載されている。