桐子（吉永小百合）は芸者の母・こう（杉村春子）との２人暮らし。彼女はこうと井藤という男の間に出来た子だった。こうは桐子が自分の後を継いで芸者になってくれることを望むが、彼女にその気はなく、母に内緒で小村良吉のところで足袋作りを習っていた。その良吉が突然亡くなり、良吉の妹いねから桐子は自分の本当の父は良吉であることを教えられる。良吉の妻が死んだ時に２人が一緒にならなかったのは井藤と桐子への償いの為であり、二人を結びつけていたのは良吉が作った足袋であったことを知った桐子は母の足袋を作っていこうと決心する。【以上、TBSチャンネル広報資料より引用】合計８作製作された「下町の女」シリーズの１つ。【役名（演技者）】野崎桐子（吉永小百合）、今井利夫（石坂浩二）、野崎こう［寿福］（杉村春子）、田中市子（波乃久里子）、小村良吉（加藤嘉）、小村いね（奈良岡朋子）、井藤謙介（北村和夫）、松田家の内儀　芳子（宝生あやこ）、千代（青木千里）、医者（相沢治夫）、松田家のお手伝い（伊東陽子）。【出典：ドラマ本体クレジット表示（採録：古崎康成）】