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ドラマ 詳細データ古都憂愁(第一話「包丁姉妹」、第二話「大根焚きの味」、第三話「嵯峨野悲雨」、第四話「清水寺少女」、第五話「祇園祭」、第六話「金閣寺の雪」)

川口松太郎の同名の短編集をもとに、若城希伊子が6話に脚色構成したもので、「銀河ドラマ」では初のオムニバス形式の作品。作家・結城信吉(佐分利信)の〝私〟と、結城の昔なじみの芸妓で、今は旅館の女将をやっている志麻女(月丘夢路)のふたりが、話の引き出し役になり、ふたりがめぐり会った京の女たちの数奇な運命を綴っていく。京都を舞台にしたこのドラマでは、オムニバス形式という新しい試みがなされている。オムニバス形式をとったのは、さまざまな京女の姿を角度を変えながら描き、そのなかから京都の姿を浮き彫りにしようという狙いだが、このことはカラー演出の工夫にも現れている。衣装・小道具などの色彩は、派手なものを避け、同系色で統一、落ちついた渋い味わいが出るようにしている。失われつつある古都の風情が出せれば、というのが演出者の弁である。第1話(2回)は、父から受け継いだ料理屋を懸命に守る姉妹を描く「包丁姉妹」。長谷川季子と野川由美子が姉妹を演ずる。第2話(2回)は、一人の人形師の仕事にかけた人生を描く「大根炊きの味」。人形師は三益愛子。第3話(1回)は、祇園の芸妓で舞いの名手の悲劇を描く「嵯峨野悲雨」。芸妓は波野久里子。第4話(2回)は、清水の陶器を商う母子の物語「清水寺少女」。母子は南風洋子と川口晶。第5話(2回)は、京都を愛する茶の湯の師匠とその弟の生き方を描く「祇園祭」。姉は稲垣美穂子、弟は林成年。第6話(1回)は、組紐に生きる職人と志麻女の長く激しい恋を描く「金閣寺の雪」。組紐の職人は片岡仁左衛門、志麻女は前記の月丘夢路。【この項、「グラフNHK」1970/04/01号(NHKサービスセンター発行)より引用】【参考文献:「グラフNHK」1970/04/01号(NHKサービスセンター発行)】
キー局 NHK 放送曜日 月~金 放送期間 1970/04/20~1970/05/01
放送時間 21:00-21:30 放送回数 10 回 連続/単発 連続
番組名 銀河ドラマ
主な出演 佐分利 信月丘 夢路、(「包丁姉妹」:長谷川季子小野 道子)、野川由美子)(「大根炊きの味」:三益 愛子下條 正巳下条 正巳)、吉行 和子)(「嵯峨野悲雨」:波野久里子波乃久里子)、原  保美吉川佳代子)(「清水寺少女」:川口  晶国重  晶)、南風 洋子西山 嘉孝)(「祇園祭」:稲垣美穂子林  成年松居 茂美)(「金閣寺の雪」:片岡仁左衛門13代目)、桃山みつる)、山田美也子
主な脚本 若城希伊子
主な演出 前田 達郎吉崎 寧彦(正しくは「崎」の「大」は「立」)
原作 川口松太郎「古都憂愁」
局系列 NHK
制作会社 NHK(近畿総局(大阪放送局))
制作 棚橋 昭夫
音楽 中村 双葉
HP

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