『暴れん坊将軍』第３シリーズ（放送期間1988/01/09～1990/09/29、全129回）の第14回。再放送時にはスペシャル版を除いて第13回として放送されることがある。「吉宗（松平健）は、大岡忠相（横内正）から、闇の賞金稼ぎが出没しているとの話を聞かされた。何者かが手配中の賊や無法者の首に賞金をかけ、彼らを抹殺して金を受け取っているというのだ。そんな折り、吉宗はひょんなことからお蘭（土田早苗）という女としりあったのだが、なんとお蘭は闇の賞金稼ぎの一人だったのだ。だが、吉宗がなぜそんなことをしているのかたずねても、彼女は答えようとはしなかった。数日後、吉宗は千代将軍追善供養のため寛永寺におもむいた。ところが、そこへ二人の刺客が現われ吉宗に襲い掛かったのだ。二人の口ぶりから察すると何者かが吉宗の首に千両という値をつけたらしい。この二人の賞金稼ぎから吉宗を救ったのは、その場に飛び込んできたお蘭だった。お蘭も二人の刺客の仲間らしかったが、なぜか吉宗を助ける気になったらしい。やがて、吉宗の首に賞金をかけたのは、寺社奉行の毛利甲斐守（有川博）だということが判明する。甲斐守は、悪人の首に賞金をかけることによって、腕の立つ人物を探し出し、吉宗暗殺をたくらんでいたのだ――。【この項、KBS京都 番組広報資料より引用】」協力：京都大覚寺、姫路城、京都北野天満宮。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】