「「自分の考えが口に出さなくても周りの人に悟られてしまう不思議な能力の持ち主、それがサトラレ。サトラレは一千万人に一人いるといわれ彼らは例外なく天才なのです。心がまる見えの天才サトラレがあなたの周りにいたら一体どうなることでしょう？（オープニングナレーション）」サトラレの病院勤務医里見健一の物語を、彼と真摯に向き合うことになる病理医法子や次第に彼の実直な人柄に惹かれていく周囲の人たちとの交流を中心に描くハートウォーミングなコメディにアレンジした。【以上、文・KUNI】」「このドラマは「サトラレ」と、彼に振り回される人たちの心温まる物語である。サトラレ＝「先天性Ｒ脳」とは、1000万人に1人という特殊能力の持ち主のこと。生まれながらの強力な思念波のせいで、口にしなくても思ったことが他人に筒抜けになってしまう。周囲は彼の心の声を四六時中聞かされる羽目になるが、サトラレがサトラレであるという事実を知ると、精神的ショックが大きいため、そのことを故意に教えることは法律で堅く禁じられていた。一方でサトラレはいずれも天才的な頭脳・能力の持ち主なので、厚生労働省の「サトラレ対策委員会」に保護されている。ある雨の夜、病理医・星野法子（鶴田真由）は、未知の青年から傘を差し出される。彼女は青年が口を利いていないのに聞こえてくる優しい声に心惹かれるのだった。翌日、東京郊外の青葉市立病院に赴任した法子は、またその「声」を耳にする。実はこの病院にはサトラレの外科医・里見健一（オダギリジョー）がいて、周囲は彼の本音を聞かされて大迷惑の毎日。そのせいで、優れた手術能力にもかかわらず、患者の生死に責任があるポジションから外され、軽症の患者しか診察させてもらえなかった。一見明るい里見だったが、その悲しみの声を聞き、法子は考え込んでしまう。ある日運ばれてきた急患。盲腸と診断され手術になるが、様子がおかしい。執刀医で里見の同期・吉川俊介（佐々木蔵之介）も動揺する。しかし、手術を見ているしかない里見だけは正確な判断をしていた。その心の声を聞いた法子の働きで手術は適切に行われた。そんな里見を、対策委員会の藤堂悟史（杉本　哲太）と中田千春（神田うの）がひそかに見守っていた…。同名の原作漫画は、前年2001年3月に本広克行監督、安藤政信主演で映画化され話題になった。テレビドラマ化に際しては、設定がヒロインがサトラレの監視役（特能保全委員会）から同僚の医師に、里見の家族が祖母から母になるなどの相違点がある。関東地区では毎回、本編開始直前の20:54から中田千春（神田うの）司会のサトラレ情報番組という体裁の番宣、「サトラレ対策委員会」が放送された。【文・練馬大根役者】」08/29はパンパシフィック水泳選手権大会横浜2002の中継のため放送予定はなく休止。撮影協力・やまと生命(1)(2)(6)、凸版印刷(1)-(4)(6)-(10)、松屋フーズ(2)、荒川下流工事事務所(3)、アクサ生命保険(4)(9)、東京国際交流館(4)、拓殖大学(5)、LA FETE TAMA MINAMI OSAWA(5)、筑波宇宙センター(5)、幕張メッセ(6)、銀座八兆(6)、フォレスト・イン昭和館(7)、くわい家池袋店(7)、鍵屋不動産(8)、東京ビジネスホテル(8)、新宿モノリスビル(10)、ケンマリンサービス(10)、境交通(10)。スタジオ協力・東映テレビ・プロダクション。医事監修・片山　雅彦。映像提供・NASDA(1)(4)。写真提供・共同通信社(1)(4)。スチール・森本　佳秀。車輌・ランナーズ。8/29はパンパシフィック選手権水泳のため休止。看護指導・石田喜代美。アクションコーディネート・剱持　　誠(3)(5)(7)。手術指導・池田　正視(9)(10)。ホームページ担当・中村　裕一。ホームページ協力・rhythmfactory.。【データ協力：練馬大根役者】