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ドラマ 詳細データサザエさん(サザエさん(江利チエミ主演))

おなじみ人気四コママンガの2度目のドラマ化。映画版でサザエさん役を演じた江利チエミがサザエさん役を演じたことで人気に。2年近いロングランを記録した番組にもかかわらず、TBSの社史(「TBS50年史」)での扱いは本編で題名だけ触れる程度で資料編の主要番組リストにもなぜか掲載されていない冷遇ぶりである。「長谷川町子原作の人気マンガ『サザエさん』で、江利チエミの主演。きょうの第一回は、サザエさん一家のいずれおとらぬそそっかしさと、やがて回が進むにつれてサザエさんの恋人となり、亭主となるフグタ・マスオ氏(川崎敬三)を紹介しながら、底抜けに陽気なあわてものの一家を描く。【この項、読売新聞1965/11/19付より引用】」共演した砂川啓介と大山のぶ代は後に結婚。デビュー間もなくでドラマ演出に悪戦苦闘していたころの堀川敦厚が演出陣に加わっている。「縁戚にあたる蟻川茂男テレビ制作部長によって、堀川(敦厚)は『サザエさん』というコメディー番組担当にまわされ、「自分では分からないだろうが、案外こういうのもできるよ」と蟻川部長に言われた。江利チエミが主役で、森川信、清川虹子などが助演し、視聴率30%を誇ったヒット番組であり、ディレクターとして20本ばかり撮ったという。当時を思い出して、彼はこんなことを綴っている。「辛いことも多かった。『サザエさん』はTBSドラマとしては唯一の例外で、前日のリハーサル室でのリハーサルがなかった。俳優の演技は私が想像したものとは、いつもまるで違うのだった。私が『ほのぼのとした笑い』と決めているところを、俳優たちはなんとかして『哄笑』に変えようとし、『シリアスな伏線』と思っているとこにも『笑える落ち』をつけようとした。サザエさんに『かすかな恥じらい』や『ちょっとした感傷』などはなく、大恥をかくか、身をよじって泣くかだった。……その上、江利チエミさん、森川信さん、清川虹子さんのアドリブの洪水だった。私のやわな演出プランはいつもずたずたになった」堀川はこの演出をしながら心の中で悲鳴を上げるようになり、『サザエさん』の終了を待たずに番組から離れ、労働組合の執行委員になった。【この項、志賀信夫著「映像の先駆者125人の肖像」(2003/03/30発行、日本放送出版協会刊)より引用】」【各回サブタイトル】第1回「あわてもの一家」、第2回「本日はお見合です」、第3回「待っていた人は」、第4回「初めてのデイト」、第5回「すばらしきお歳暮(台本タイトル…素晴らしきお歳暮)」、第6回「苦しみますイブ」、第7回「○の森がバラ色に……」、第8回「スベリこみ・セーフ!」、第9回「そもそも結納とは……(台本タイトル…そもそも結納は…)」、第10回「ハンバーグ素敵」、第11回「喰う寝るところ」、第12回「大安吉日は……」、第13回「灰になったラブレター(台本タイトル…未婚時代よさようなら)」、第14回「昔も今も…」、第15回「嫁ぐ日近く」、第16回「ウエディング・ベル」、第17回「おやさしいお姉さん」、第18回「甘い甘い季節」、第19回「新妻作戦」、第20回「三対三」、第21回「お花見」、第22回「とんでもない奴」、第23回「ヘソクリの効用」、第24回「むかしエジソン氏は…」、第25回「私の選んだ人」、第26回「期待される夫婦像」、第27回「ああ幼きわが心」、第28回「二つの世帯」、第29回「危険な?報酬」、第30回「ボーナス要務令」、第31回「よく学びよく遊べ」、第32回「ただいま留守番中」、第33回「カツオの初恋」、第34回「夏祭りの宵」、第35回「ああ亭主関白」、第36回「オー・マイカー・いいじゃなーい」、第37回「鬼のいぬ間」、第38回「まことにイカンに存じます」、第39回「レッツ・ゴー・赤ちゃん」、第40回「暑さが何だ」、第41回「それゆけスパート」、第42回「銀婚式・銀婚式」、第43回「仕上げを御覧じろ」、第44回「00マスオ危機一髪」、第45回「月にかわりは……」、第46回「芸術に強くなれ」、第47回「女性よ永遠に」、第48回「Uターン物語」、第49回「秋の味ってどんな味?」、第50回「我が家の家風」、第51回「ああ無情」、第52回「うっかりの季節」、第53回「ああ劣等生」、第54回「給料日ご用心」、第55回「仮病を使え!」、第56回「やきもち無用」、第57回「ボーナスは出たけれど……」、第58回「パーティの拾い物(台本タイトル…我が家の忘年会)」、第59回「ブラジルから来た男」、第60回「ああ・お正月」、第61回「新年につき怒らない」、第62回「危険な預かり物」、第63回「当るも八卦当らぬも……」、第64回「すてきなベッド」、第65回「新しい連休」、第66回「狭き門」、第67回「冬山の恐怖」、第68回「結婚記念日前夜」、第69回「ぼくは眠いんだ」、第70回「名曲誕生」、第71回「町内相撲大会」、第72回「一日早い四月馬鹿」、第73回「寸法をはかれ!」、第74回「入学はしたけれど」、第75回「期待されるお父さん」、第76回「超デラックスな行楽」、第77回「勝手にしやがれ」、第78回「君こそわがいのち」、第79回「サイン作戦OK」、第80回「ワカメの縁談」、第81回「五千円の夢」、第82回「狙われた秘密書類」、第83回「喧嘩がいっぱい」、第84回「ボーナスを守れ」、第85回「はじめての里帰り」、第86回「怪獣現わる」、第87回「マスオの蒸発」、第88回「真夏の昼の夢」、第89回「太陽の季節」、第90回「お化けの季節」、第91回「暑さに狂っているのは誰だ」、第92回「高原のおばあちゃん」、第93回「宿題が何だ!」、第94回「なにがなにしてなんとやら」、第95回「全員玉砕」、第96回「定年なんかこわくない!」、第97回「あれから何年?」、最終回(第98回)「おしまいはいつも」。【役名(演技者)】サザエ(江利チエミ)、マスオ(川崎敬三)、波平(森川信)、フネ(清川虹子)、ワカメ(上原ゆかり)、カツオ(吉原誠利)。【参考資料:WEBサイト「脚本データベース」(2019/09/25参照、http://db.nkac.or.jp/top.htm)、書籍「時の過ぎゆくままに」(著:佐々木史朗、2018/11/15初刷発行、ワイズ出版)、書籍「劇団ひまわり30周年史」(1981/09/22発行、発行所:株式会社劇団ひまわり)】
キー局 TBS 放送曜日 放送期間 1965/11/19~1967/09/29
放送時間 21:00-21:30 放送回数 98 回 連続/単発 連続
番組名 ドラマ
主な出演 江利チエミ(1)-(98)、川崎 敬三(5)(9)-(25)(27)(28)-(62)(64)-(93)(95)-(98)、森川  信(1)-(9)(13)(17)(23)(24)(27)(31)(34)(40)(41)(43)(44)(46)-(65)(67)(69)-(73)(75)-(78)(80)-(85)(87)-(90)(92)(93)(95)(97)(98)、清川 虹子(5)(8)(9)(13)-(15)(17)(19)-(22)(24)(25)(28)(29)(31)(33)-(41)(43)(44)(46)(49)(50)-(52)(53)(55)(58)(59)(61)(62)(64)(65)(67)(70)(72)(95)(97)、上原ゆかり(5)(9)(13)(17)(24)(31)(34)(40)(43)(46)(52)(53)(55)(58)(64)(66)(67)(70)(97)、吉原 誠利(5)(9)(13)(17)(24)(31)(34)(40)(43)(46)(51)-(53)(55)(58)(64)-(67)(70)(97)、柳谷  寛山本 耕一(2)、伊志井 寛(9)(26)(60)、丸井 太郎(18)、砂川 啓介(24)(40)(67)(86)、大山のぶ代(24)(40)(67)、三鈴恵以子(24)(31)(43)(64)、臼間 香世臼間 早世)(24)、大山 尚雄(24)(31)、橋本 菊子(31)、青山 紀子(31)、増田 順司(31)、貫  恒美(31)、菅谷 政子(31)、小川万里子(31)、豊  藤美(31)、石見 市子(31)、向井 迪子(43)、柳田 清美(43)、小笠原章二郎(55)(91)、里井  茂(55)(67)、浅香 春彦(55)(91)、上田吉二郎(55)、三宅 邦子三宅くにこ)(60)、松山英太郎(66)(74)、柳家金語楼(79)、犬塚  弘(94)(97)、本郷 秀雄(97)、はせさん治(97)、丘 ゆり子(97)、百瀬 一光劇団こだま(31)、アサヒプロ(31)、
主な脚本 宮田 達男(1)(5)(9)(13)(17)(24)(31)(34)(40)(43)(46)(52)(53)(55)(58)(64)(67)(70)(73)(76)(79)(82)(85)(88)(91)(94)(97)、才賀  明
主な演出 鴨下 信一(1)(4)(6)(16)-(19)(21)(22)、宇治 正敏(2)(3)(5)(9)(10)-(15)、堀川 敦厚堀川とんこう)(25)(27)(31)-(33)(42)(43)(45)(46)(48)(52)(54)(64)(67)-(69)、川俣 公明(20)(23)(24)(26)(28)-(30)(34)(35)(37)(40)(47)(53)(55)(56)(58)(63)(70)(71)(97)、(AD:佐々木正路佐々木史朗))
原作 長谷川町子
局系列 JNN
制作会社 TBS
主題歌 江利チエミ「サザエさん」(作詞:宮田 達男、作曲・編曲:神津 善行

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