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アニメ 詳細データ宇宙パトロールホッパ(第27回より…パトロール隊 宇宙っ子ジュン)(宇宙パトロール・ホッパ)

地球から飛び出した宇宙船に事故が発生、宇宙を漂流しているところを、ホッパ星の宇宙パトロール隊に救助される。「狼少年ケン」「少年忍者風のフジ丸」に続く東映動画のテレビアニメ第3作。「東映動画へ吸収された日動映画のメインスタッフで、黎明期の東映動画作品の多くを支えた故・森康二のキャラクターデザイン・作画監修を得て、その持ち味がシリーズ全体に満ちた快作となった。物語は、地球人・ジュン少年がホッパ星のパトロール隊に加わって、宇宙から悪人をなくすために大活躍するというもの。ホッパの人々は、地球に隕石が衝突した際に宇宙に飛び散った生命がホッパ星に辿り着いて進化したという設定で、飛行能力などを可能にするエラン水をエネルギー源にしている。その姿は、設定からも顕著なように河童がモティーフ。武装した悪人にだまされてホッパ星にやってきたジュンは、悪人との争いのなかに父を亡くし、地球をホッパのように平和な世界にするためホッパへの帰化を決心、地球人にホッパ人の特性が加わった結果、百万馬力のスーパーマンに生まれ変わることになる。本作品が放映された1965年には、TCJの『宇宙少年ソラン』『遊星少年パピィ』、タツノコプロの『宇宙エース』など、宇宙を舞台にした冒険少年物が続々と製作されている。そのなかにあって本作は、東映動画の高いアニメ技術や全編に流れるコミカルな肌触わり、そして河童という純日本風の題材をSFの世界観に取り入れるという独創性によって、群を抜いた存在だった。エラン水の力で超能力を発揮、パトロール隊の面々とホッパード110号に乗りこんで活躍するジュン少年の姿に、当時の子供たちは憧れたものである。音楽は、(中略)新進気鋭の菊池俊輔。菊池にとっては、アニメへの記念すべき初挑戦作となった。テレビ作品といっても劇場長編なみの製作態勢がとられた当時の東映動画のこと、音楽予算にも恵まれ、大編成のオーケストラサウンドが画面を彩った。ホッパ人が歌を愛好するという設定のため、劇中でパトロール隊の面々が主題歌や挿入歌を歌う、ミュージカル仕立ての演出もしばしば行われた。【この項、赤星政尚・高橋和光・早川優著「懐かしのTVアニメ99の謎〈東映動画編〉」(1995/01/25初版、二見文庫刊)より引用】」当初、「宇宙パトロール・ホッパ」のタイトルで放映されたが、第27回より「宇宙っ子ジュン」のタイトルに改題された。野沢雅子のテレビアニメ初レギュラー作品。主役に抜擢された竹尾智晴(のちの中尾隆聖)は回顧している。「中学生のとき、はじめてアニメーションの声をやることになったのが『宇宙パトロールホッパ』の主役ジュンでした。宇宙の平和を守るSFヒーローものです。アニメというのもはじめてでしたが、主役というのも人生初でした。ところが、本番収録は平日の朝。はじめのうちは学校を休んで本番に臨んでいましたが、まだ中学生だったこともあり、さすがに毎週学校を休むことには問題がありました。いま考えればはじめから無理があるのはわかるような気がしますが、結局半分を収録したところで降板することになってしまいました。途中降板になったこともはじめての経験で、いろんな意味で思い出深く、とても残念で複雑な気持ちだったのを覚えています。主役ジュンはその後、初代オバケのQ太郎を演じた曽我町子さんにバトンタッチ。ちなみに、この作品ははじめてレギュラー番組で野沢雅子さんとご一緒した作品でもありました。野沢さんが演じていた「プー」は私演じる主人公の弟分という役柄でしたが、そもそも野沢さんは業界の大先輩。それまでも別の現場でお仕事をしたことがあったものですから、「あんた、小さい頃おじいちゃんに連れられてスタジオ来てたわよねー」なんて言われるような古い付き合いです。その後、長いこと所属事務所が一緒だったり、『ドラゴンボールZ』では激しいバトルを繰り広げる間柄になりますが、ずーっと頭が上がらない存在です。【この項、文:中尾隆聖氏(中尾隆聖著「声優という生き方」(2019/05/20、イースト新書Q刊)より引用)】」一部資料では放送終了1965/10/11と記載されている。【各回サブタイトル】(特記のない限り全ての漢字にはルビが付されているが記載を省略)第1回「宇宙少年ジュン」(1965/02/01放送)、第21回「太陽の子ライアン」、第27回「母さんは地球星」。【出典:アニメ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成(1))】【参考資料:書籍「懐かしのTVアニメ99の謎〈東映動画編〉」(赤星政尚・高橋和光・早川優著、1995/01/25初版、二見文庫刊)、webサイト「YouTube」】
キー局 NET 放送曜日 放送期間 1965/02/01~1965/11/29
放送時間 19:00-19:30 放送回数 44 回 連続/単発 連続
主な出演 (声の出演:南谷 智晴竹尾 智晴中尾 隆聖)(1)、小林 清志(1)、島田  彰(1)、奥原  晃(1)、はせさんじはせさん治)(1)、野沢 雅子(1)((1)-(4)は、野沼 雅子、と表記)、曽我 町子杉田 郁子大竹  宏中島  元神山 卓三浅川みゆ起羽佐間道夫鈴木 泰明太田 淑子内海 賢二柴田 秀勝近石 真介俳協(1)、)
主な脚本 薮下 泰次(1)、津平 小平神波 史男竹内 一夫上野登史郎(5)、衣笠 真史山口 康男衣笠 直史)(21)、一樺 知可保波  順銀河  渉黒田  隆新古 仲世高橋 二三大山  当深町 秀魚永田 守弘中瀬 ルネ柳下長太郎永沢  詢永沢まこと)、太田 欣二小沢  洋山浦 弘靖
主な演出 薮下 泰次(1)(5)、山本 寛巳田中 亮三小山 礼司石原 義雄茂野 一清山口 康男衣笠 真史)、黒田 昌郎設楽  博明比 正行新田 義方久岡 敬史竹田  満高見 義雄、(演出助手:大谷 恒清(クレジット表示未確認))(記録:水上 紘子(1)、川島 利子
原作 深川 鉄次(「ぼくら」連載)
局系列 ANN
制作会社 (制作:東映動画)
制作 (製作担当:笹谷 岩男)(進行:豊島 勝義(1)、秋葉 勝彦、吉岡  修)
企画 原   徹原   敬)、横山 賢二横山 賢治
音楽 菊池 俊輔、(録音:石井 幸夫(1)、宇田川誠也
主題歌 上高田少年合唱団「宇宙パトロールホッパ(クレジットでは曲名表示なし)」(作詞:保波  順、作曲:菊池 俊輔)(朝日ソノラマ)(1)(21)、(挿入歌:(作詞:山口 康男衣笠 直史)、作曲:菊池 俊輔)(21))
撮影技術 池田 重好(1)、林  昭夫片山 幸男、(編集:稲葉 郁三(1)、井関 保雄
美術 福本 智雄、(作画監督:熊川 正雄(1)、小華和為雄こはなわためお小華和ためお))(作画監修:森  康二)(原画:小華和為雄こはなわためお小華和ためお)(1)、田島  実(1)、辻  伸一つじ 伸一))(動画:近藤 英輔(1)、生瀨 昭憲生頼 昭憲)(1)、白石 邦俊クニトシロウ)(1)、国保  誠(1)、鹿島 恒保(1)、後藤 峯夫(1)、田村 真也新井 丈夫)(背景:山本 敏明佐々木耕成)(仕上:中村富美子(1)、岡田 良明)(キャラクター設定:森  康二(クレジット表示未確認))

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