• 水色
  • 緑
  • 紫
  • オレンジ
  • 赤
  • 小
  • 中
  • 大

ドラマ 詳細データこんなに愛して

マネキン工場に勤める職人・大助とヤッコの夫婦には子どもがなかった。それもそのはずで、ふたりはセックスを知らないのである。自称「芸術家」の大助は、理想のマネキンを創るため、電車の中で女性の手をなで回し痴漢呼ばわりされる。ヤッコといえば料理も裁縫もできない。そればかりか車にひき殺されたカエルがかわいそうで、団地の前で泣きじゃくるような性格。つまりふたりは、一般社会とはまるで隔絶した世界に住んでいるのだが、そんなふたりを結びつけているのは、「純真さ」という大人がとうに失ってしまった心である。だからふたりにとっては日常でも、生きるために妥協をかさね、引き替えに純真さを失ってしまった「一般的な大人」にはふたりの行動が理解できないし、「大人とはかくあるもの」と感覚的に知っている子どもさえ、ふたり(特にヤッコ)の有り様は奇異にしか映らない。このようなリアリティとはまったく反対の地平にある物語が、昭和30年代、憧れの生活空間だった団地で行われるのだ。当時、放送を観た山田輝子は『ウルトラマン昇天』の中で、「『こんなに愛して』は、マネキンづくりの夫婦が、団地生活の中で繰り広げられる珍妙な生活をコミカルに描いた喜劇だった。(中略)昭和30年代のはじめ、次々と生まれた団地という新しい生活の場を借り、規格に順応しない、いや、できない女性が生き生きと描かれていた。ペギー葉山扮するその純真な妻を、大坂志郎演ずる夫がこよなく愛した。それは大人のメルヘンのようであった。」【以上、白石雅彦著「円谷一 ウルトラQと「テレビ映画」の時代」(2006年、双葉社刊)より引用】。また一部資料では金城哲夫のオリジナル脚本と記載されている。なお一部資料では1963/02/28放送と記載されているが誤り。
キー局 TBS 放送曜日 放送期間 1964/02/28~1964/02/28
放送時間 20:00-20:56 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 近鉄金曜劇場
主な出演 ペギー葉山大坂 志郎小笠原章二郎花岡 菊子渡辺 康子坊屋 三郎梅津  栄
主な脚本 生田 直親金城 哲夫
主な演出 岩崎 守尚、(助監督:古谷 昭綱満田かずほ(クレジット表示では、「かずほ」は「禾」ヘンに「斉」))(記録:竜宮 文子
局系列 JNN
制作会社 TBS
撮影技術 今井 昭夫
美術 大友 利夫

Tag Cloud

ヤッコ ふたり ペギー葉山 大人 団地 大坂志郎 小笠原章二郎 金城哲夫 生田直親 昭和 山田輝子 生活空間 団地生活 隔絶 失う 愛す かさねる 痴漢呼ばわり 子ども 夫婦 生活 岩崎守尚 女性 渡辺康子 知る 電車 花岡菊子 資料 観る 記載

リンクパーツ

直リンク用URL ヘルプ
引用パーツ ヘルプ


インフォメーション

クチコミ

ユーザレビュー

ドラマデータ提供