さきに文部省が公募した1961年度芸術祭テレビ・ドラマ脚本で、佳作に入った「空しき便り」を30分ドラマ『絆』として放送する。ある中学校の若い教師が、担任クラスの「異物」的存在になっている精薄の女子生徒に限りない教師としての愛情をそそぎ、学校幹部やPTA幹部がこの女子生徒を養護施設へ送りこもうとする動きに対し、何とか「精薄児」のレッテルがはられずに社会へ巣立てるよう努力する物語。【以上、読売新聞1962/01/24付より引用】金城哲夫のデビュー作。高校教諭と教え子の純愛を描く。一部資料では1963年１月24日放送との情報があるが誤り。【役名（演技者）】朝井弓子（松尾佳子）、朝井松吉（村田正雄）、フサ（鈴木光枝）、文子（成田光子）、平馬先生（和田孝）、中川先生（山崎左度子）、近藤先生（福田豊土）、校長先生（林寛）、土方先生（鈴木昭生）、PTA会長（深見泰三）。【データ協力・渡邊豊信】
| キー局 | TBS | 放送曜日 | 水 | 放送期間 | 1962/01/24～1962/01/24 |
| 放送時間 | 21:30-22:00 | 放送回数 | 1 回 | 連続/単発 | 単発 |
| 番組名 | 花王ファミリー劇場 | ||||
| 主な出演 | 松尾 佳子、村田 正雄、鈴木 光枝、成田 光子、和田 孝、山崎左度子、福田 豊土（福田 豊士）、林 寛、鈴木 昭夫、上田 忠好 | ||||
| 主な脚本 | （脚色：金城 哲夫） | ||||
| 主な演出 | 円谷 一、（演出補佐：樋口 祐三、村木 良彦）（FM：満田かずほ（クレジット表示では、「かずほ」は「禾」ヘンに「斉」））（TK：小泉 力） | ||||
| 原作 | 宇津木十四男「空しき便り」より | ||||
| 局系列 | JNN | ||||
| 撮影技術 | 安世 良、妹川 健、渡辺 晋、（照明：金子 紫朗）（編集：第二編集室） | ||||
| 美術 | （大道具：東宝舞台）（タイトル：河島 治之） | ||||
