フィルム映像をふんだんに使用していることの是非が当時の放送誌に記されている。「フィルム使用ということがでたので思いだしたが、８月のBKの連続ドラマ『南の園』は多量にフィルムをつかっていた。ぼくは最初の２回しか見なかったからその後のことは知らないが、あんなにつかうのだったら、いっそテレビ映画にしたらどうかと思った。「なま」とフィルムの混用はよほどしっかりしないと、印象を混乱させる。【この項、文：飯島正氏（「放送文化」（日本放送出版協会刊）1958年10月号より引用）】」放送枠は第１回のみ月曜21:30～22:00放送。【役名（演技者）】娘百合子（岩田しず子）、母・久乃（津川あけみ）、大阪の伯父さん（山村弘三）、ヘルメットの小父さん［最上元治郎］（高桐眞）、助役（吉田正文）、最上の助手・友田（端田宏三）、息子蓮太郎（日向野光）、おはまばあさん（津島道子）、町長（永野達雄）。【参考文献：「放送文化」（日本放送出版協会刊）1958年10月号、NHKクロニクル（2018/03/14参照、http://www.nhk.or.jp/archives/chronicle/）、飯島正・内村直也編「年刊 テレビ・ドラマ代表作選集 1959年版」（1959/04/25第一刷発行、清和書院刊）】