『隠密剣士』（放送期間：1962/10/07～1965/03/26、全128回、全十部構成）の第二部にあたる。「ときは江戸の天明期、将軍家斉の腹違いの兄・松平信千代は秋草新太郎（大瀬康一）を名乗り、正義のために戦った。人は彼のことを「隠密剣士」とよぶ。一方、江戸幕府を快く思わない松前藩主は、藩きっての使い手・鬼場陣十郎（勝木敏之）に、松平信千代こと秋草新太郎を討ち取ることを命じていた。第一部は13話。第二部からは、テレビ・映画の忍者のイメージをつくりあげたといってもいい、忍法と忍者が毎回登場。【この項、ファミリー劇場広報資料より引用】」第３部「忍法伊賀十忍」以降登場して人気を博した霧の遁兵衛を演じた牧冬吉は、第２部「甲賀十三人衆」では敵役の甲賀忍者黒兵衛を演じていた。【各回サブタイトル】第一話「忍法変幻（ルビ「にんぽうめくらまし」が付く）」、第二話「忍法隠簑（ルビ「にんぽうかくれみの」が付く）」、第三話「忍法千鳥鳴（チドリナキ）」、第四話「忍法空蝉（ウツセミ）」、第五話「忍法霞渡（カスミワタリ）」、第七話「忍法くノ一（クノイチ）」、第八話「忍法むささび落し」、第九話「忍法人蜘蛛（ヒトグモ）」、第十話「忍法山彦（ヤマビコ）」、第十一話「忍法夢幻（ムゲン）」、第十二話「忍法燕隠れ（「燕」のルビは「つばくろ」）」、第十三話「忍法まんじ凧（「忍法」にルビ「にんぽう」が、「凧」にルビ「だこ」が、それぞれ付く）」。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成(1)(13)）】