坂東簑助、加藤治子が初顔合わせする「青い帽子の物語」。クライマックス・シーンは湯田中温泉を基地に雪の志賀高原でロケをした。妻に裏切られた流行作家・白羽矢太郎は、青い帽子をかぶった奇怪な男につきまとわれる。男が白羽の帽子をかぶって自殺したため、白羽は死んだものと誤認されてしまった。夫の死を待っていたように妻は愛人と結婚を発表する。絶望した白羽がさまよい出た雪の野に死んだはずの青い帽子の男が現れた。【以上、読売新聞1962/03/20付より引用】「推理作家の読み切り作品をドラマ化したオムニバスシリーズの一本。【この項、文：のよりん】」【役名（演技者）】白羽矢太郎（坂東簑助）、青い帽子の男（松村達雄）、白羽照代（加藤治子）、柳沢久子（南風洋子）、浅海（江幡高志）、落合秀人（小松方正）。