1952年函館。美月（志田未来）は恋人の籐一郎（満島真之介）と並んで市電を待っていた。だが美月の乗り込んだ電車には籐一郎の姿はなかった。慌てて街中を捜し回る美月だったが、その時を境に、籐一郎は行方知れずになってしまった……。それから50年――。東京で会社を経営する李恵（夏川結衣）は、恋人（斉藤陽一郎）に裏切られ、地元の函館に帰還し、余命わずかな母・美月（十朱幸代）と暮らし始める。ある日、母からかつての恋人・籐一郎を捜して欲しいと頼まれ、その切なる願いに当時の100通もの恋文を紐解き、捜索を開始する。ところがバーで出会った古賀（安田顕）に「自分の意思で失踪したはずだ」と冷酷に言われてしまう。李恵は幾度も挫けそうになるのだが、命を賭して懇願する母の熱情に、最後の親孝行だと自らを奮い立たせる。やがて、籐一郎の足跡を知る人物達が現れ、時空を超えて籐一郎と母の実像が炙り出されて行く。そして物語は、余りにもセツナクも残酷な驚愕の真実の終末へと向かって行くのだった……。【以上、WOWOW広報資料より引用】撮影協力：はこだてフィルムコミッション、函館港イルミナシオン映画祭、函館市企業局交通部、函館市青函連絡船記念館 摩周丸、函館市地域交流まちづくりセンター、市立函館恵山病院、函館市中央図書館、学校法人遺愛学院、Le comptoir、栄文堂書店、中島町商店街振興組合、中島町中通り商店街、金森赤レンガ倉庫、舶来居酒屋 杉の子、BAR JEY'S、函館　開陽亭、及能、函館元町港が丘教会、函館ワタナベ時計店、長谷山機械、青森フィルムコミッション、東日本旅客鉄道青森支店、NPO法人あおもりみなとクラブ、佐倉市 草ぶえの丘、銀座BAR 武蔵。宿泊協力：スマイルホテル函館、ホテル函館ロイヤル、ホテル青森、スマイルホテル青森。協力：バスク、オムニバスジャパン、麻生リース、グリフィス、ミラクル・スパーク、ビッグウッド。【役名（演技者）】杉田李恵（夏川結衣）、大前美月（50年前）（志田未来）、古賀邦幸（安田顕）、大橋籐一郎（満島真之介）、寺尾巨樹（斉藤陽一郎）、山中雄一（永野宗典）、右島潤子（大島葉子）、佐藤次郎（武田真治）、坂元明（合田雅吏）、喜多門雅哉（50年前）（武田航平）、内田安樹（榎木孝明）、坂本洋之（石田太郎）、喜多門雅哉（篠田三郎）、杉田美月（旧姓大前）（十朱幸代）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（データ協力：法水）】