• 水色
  • 緑
  • 紫
  • オレンジ
  • 赤
  • 小
  • 中
  • 大

ドラマ 詳細データザ・ガードマン 東京警備指令(第1回)黒い猫

連続ドラマ『ザ・ガードマン 東京警備指令』(第48回以降のタイトルは『ザ・ガードマン』、放送期間:1965/04/09~1971/12/24、全350回)の記念すべき第1回にあたる。実在する日本警備保障をモデルに昼夜安全のために活躍する東京パトロール社の警備マンを描く。警備員が刑事のように捜査するという点がヘンテコだがヒットした。助監督の竹下克介はのちに「徹子の部屋」のプロデューサーとなる。「64年はマスメディアとのかかわり抜きには語れない。この年の暮れ、大映映画テレビ室のプロデューサーだった野添和子さんと小森忠氏が当社を訪ねてきた。テレビドラマのモデルとして協力してほしいという。きっかけは、契約したばかりの帝国ホテルで、警備中の社員が野添さんの目に留まったこと。警務士がよほどスマートに見えたらしい。「あの人はどういう人かしら」。野添さんは、一緒にいた女優で妹の野添ひとみさんに尋ねる。「あれは守衛さんよ」。野添さんは驚き、当社に関心を抱いたという。最初は心配が先に立った。テレビの取り上げ方によっては、せっかく積み上げてきた信頼感が崩れかねない。その懸念は当たった。東京放送(TBS)が示した最初のタイトル案は「東京用心棒」。これではごろつきヤクザのイメージだ。もちろん反対した。変えなければ降りるつもりだった。TBSが会議を繰り返した末、出てきたタイトルが「ザ・ガードマン」。編成局のプロデューサーだった瓜生孝氏によると「スポンサーが洋画好きのサントリーだったため、シティー感覚を重視して再提案した」という。これなら賛成だ。さらに「酒絡み、女絡み、汚い言葉遣いを避けてほしい」と注文をつける。シナリオも見せてもらい、海外ロケを含め全面協力することになった。「ザ・ガードマンとは、警備と保障を業務とし、大都会に渦巻く犯罪に敢然と立ち向かう勇敢な男たちの物語である…」65年4月9日、このナレーションとともに放映が始まる。宇津井健氏演じる高倉キャップをはじめ、7人のガードマンはたちまち視聴者の心をとらえていく。モデルの当社は、まだ創業3年足らず。企画を担当した野添さんのとってもデビュー作だった。それが放映回数350回というお化け番組となる。ビデオリサーチによると、関東地区の年間最高視聴率は67年に40%を突破。68年からの4年間も37~39%台に達した。【この項、2001/06/16付「日本経済新聞」私の履歴書(文・飯田亮(まこと)セコム創業者)より引用】」シリーズ中の最高視聴率は41.0%を記録。
キー局 TBS 放送曜日 放送期間 1965/04/09~1965/04/09
放送時間 21:30-22:30 放送回数 1 回 連続/単発 連続
主な出演 宇津井 健藤巻  潤清水 将夫倉石  功川津 祐介稲葉 義男中条 静夫、(以下、非レギュラー芳村 真理見明凡太郎伊沢 一郎増田 順司北原 義郎伊東 光一村上不二夫守田  学守田 学哉)、武江 義雄竹村 洋介小林 昭二田中三津子竹里 光子トーマス・ラップマリイ・シレンザマーリー・バーネットジョオジ・アンダスンマギー・ジョンソン(唄)(「ロンリイ」(作曲:J・カーレス))
主な脚本 下飯坂菊馬
主なプロデューサ 野添 和子小森  忠瓜生  孝
主な演出 (監督:村山 三男
局系列 JNN
制作会社 (制作:大映テレビ室、TBS)
音楽 山内  正
主題歌 (テーマ音楽:山内  正
撮影技術 (現像:東洋現像所
ビデオ DVD:スバック
HP

Tag Cloud

野添 ザ・ガードマン 宇津井健 プロデューサー モデル 藤巻潤 警備 瓜生孝 最初 下飯坂菊馬 清水将夫 絡む 警備マン 東京放送 ヘンテコ 懸念 ガードマン 最高視聴率 重視 会議 小森忠 業務 守衛 TBS 降りる 放映 デビュー作 示す ヒット 社員

リンクパーツ

直リンク用URL ヘルプ
引用パーツ ヘルプ


インフォメーション

クチコミ

ユーザレビュー

ドラマデータ提供