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ドラマ 詳細データゲゲゲの女房

テレビドラマデータベースユーザー選出2010年度年間ベストテン第4位。テレビドラマデータベース・ユーザー選出ベスト5 2010年7月期第3位。エランドール特別賞受賞(NHK『ゲゲゲの女房』制作チーム)。同賞新人賞受賞(松下奈緒、向井理)対象作品。第19回橋田賞新人賞受賞(松下奈緒、向井理)対象作品。「連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(山本むつみ脚本)は、「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげるの妻・武良布枝さんの自伝を原案にドラマ化した作品。戦後から現代に至る、身近な戦後マンガの発展史をたどりながら舞台は山陰から東京郊外・調布へ、その時代風景の緩やかな変遷をたどりつつ、極貧生活から徐々に生活が向上していく主人公たちの姿が、多くの人々がかつて経験した経済成長の記憶とシンクロした。次第に登場人物の個々の存在感も魅力を帯び、実に多様な価値観を提供してくれた。後半に至ると、もはや個々のキャラが、画面内を自由に動き回っているような錯覚を覚えるほどのびのびとした展開で楽しませてくれた。『作り』はこれまでの連続テレビ小説の基本線を維持した構造で朝ドラを見る層に配慮した親しみやすさを重視した面があった。現実の水木夫妻を下敷きにしながらも虚構の中の面白さを大切にし、例えば、過酷な水木しげるの従軍経験の話題をドラマ中盤になるまで出さなかった。あるいは「ゲゲゲの鬼太郎」の掲載誌がライバル誌に一時変わった話題などは避けられた。このあたり出来るだけ間口を広く、多くの視聴者に観てもらうことを念頭に置いたのだろう。とにかく面白く作るというところにこだわったことがうかがえる。大衆性があって多くの人が受け入れて登場人物と共に泣き笑いするかのような感覚、それはかつて多くの人気ドラマに備わっていた魅力だが、このドラマにはそれが満ちていた。これまでの朝ドラと大きく違ったのは、ヒロインが自分で人生を切り開くことをせず、どちらかといえば夫に人生を預けたような生き方だったところ。これは今の風潮のもとでは逆に斬新だった。本誌11月号掲載の山本むつみ氏へのインタビューによればこの素材を朝ドラにしようと提案したのはNHKサイドではなく山本氏だったという。そのあたりのプロデュース感覚にもちょっと驚かされた。【この項、文:古崎康成(月刊「ドラマ」(映人社刊)2011年1月号掲載より引用)】」水木しげると結婚した1961年、原稿が売れない極貧生活の中、夫を支えおおらかに生きていく姿を描く。「連続テレビ小説」の地上波での放送枠は従来、「月~土08:15~08:30」であったが、本作から、「月~土08:00~08:15」に変更となった。「ヒロインが成長しない不思議な朝ドラだった。「捨てて拾う」生き方が描かれ、生存している人物の実話がベースだ。ヒロインは背が高く普通でない。結婚できずに親の仕事を手伝っている。しかし、兄が嫁を貰い住みにくくなる。勧められて見合いして5日で結婚式をする。自分を捨てた。普通の主婦を目指す。ただ、夫も普通でない。戦争で玉砕の生き残りで、極限を生き延びた。更に漫画に楽天的なまでの自信があった。視聴者は主人公は現在成功しているので安心できるのだが…ヒロインは変わらない(ふけ役でも白髪が見えるだけです、爆)。いや主なキャラは変わらない。結局大きく変わったのは時代だ。だから周辺のキャラが入れ替わり、少し成長することでドラマが動いている。一種の群像ドラマかもしれない。脚本の山本むつみさんは、無理してドラマやキャラを作らない。ネタも回収しないこともあった。それでいいのだ。夫婦は堂々と動かないのだから・・・水木しげるさんは文化功労賞を貰うが、相変わらず水木しげる節は変わっていない(戦争で権力のいい加減さを知り尽くしているので・・)、笑。そこが不思議で小気味いいこのドラマの魅力かもしれない。一日3回見た、笑。【この項、文:うーやん★】」資料提供:山口 信二(97)(151)。撮影協力:島根県安来市(1)、千葉県匝瑳市(そうさ市)(1)(151)、茨城県常総太田市(1)、神奈川県厚木市(1)、千葉県フィルムコミッション(1)、千葉県立房総のむら(1)、水木プロダクション(1)(97)(121)(151)、東京都調布市(121)。【サブタイトル】第2週「ご縁の糸」、第3週「たった五日で花嫁に」、第4週「さよなら故郷(ふるさと)」、第5週「花と自転車」、第7週「消えた紙芝居」、第8週「父の上京」、第9週「私、働きます」、第10週「こんにちは赤ちゃん」、第11週「貧乏神をやっつけろ」、第12週「連合艦隊再建」、第13週「初めての里帰り」、第14週「旅立ちの青い空」、第15週「チャンス到来!?」、第16週「来るべき時が来た」、第17週「プロダクション旗揚げ」、第18週「悪魔くん復活」、第19週「鬼太郎ブームがはじまった」、第20週「妖怪いそがし」。【出典:ドラマ本体のクレジット表示より採録(採録:古崎康成(1)-(3)(89)(97)(102)(105)(107)(117)(121)(124)(151))】【データ協力:やす】
キー局 NHK BS-hi 放送曜日 月~土 放送期間 2010/03/29~2010/09/25
放送時間 07:30-07:45 放送回数 156 回 連続/単発 連続
番組名 連続テレビ小説(第82作目)
主な出演 松下 奈緒(1)(89)(97)(102)(105)(107)(117)(121)(124)(151)(156)、向井  理(1)(89)(97)(102)(105)(107)(117)(121)(124)(151)(156)、野際 陽子(1)-(3)、古手川祐子(1)-(3)(102)(151)(156)、大杉  漣(1)-(3)(102)(151)(156)、松坂 慶子(25)、村上 弘明(42)(89)(97)(105)、有森 也実(1)(2)(156)、南  明奈(49)(89)、杉浦 太陽(22)(89)(105)、風間 杜夫(1)(89)(107)(117)(124)(156)((89)(156)は回想)、竹下 景子(1)(89)(107)(117)(121)(124)(151)(156)((89)は回想)、眞島 秀和(89)(97)(102)(105)、柄本  佑(97)(102)(105)(107)(121)、風間トオル(97)(102)(105)、飯沼千恵子(26)(156)、大倉 孝二(13)、中村 靖日(27)、足立 梨花(1)-(3)(151)(156)((156)は回想)、菊池 和澄(子役)(1)-(3)(102)(117)(121)(124)(151)(156)((3)(102)(156)は回想)、春海 四方(1)、梅沢 昌代(1)、小林 さり(1)-(3)(156)((156)は回想)、小西 風優(子役)(1)、渡邉 等士(子役)(1)-(3)、鈴木  福(子役)(1)-(3)、ネゴシックス(1)(2)、原田 修一(1)、窪田 吾朗(1)、坂部 文昭(1)、高崎 佳代(1)、塚本 晋也(56)(156)、東 てる美(27)(105)(117)、棟  里佳(27)(105)(117)、尾上  紫(27)(105)(117)、桜田 聖子(73)(89)(105)、夏川加奈子(64)、馬渕英俚可(64)、川口 翔平(2)(3)(156)((156)は回想)、大草理乙子(2)、加藤 裕月(2)、堀川 裕生(2)、白木 光一(2)、菅沼  司(2)、佐藤 未来(3)(151)、鍋本凪々美(子役)(3)、糟谷 健二(子役)(3)(151)、小林 海人(子役)(3)、諏訪 太朗(3)、相澤 大翔(3)、上村 祐翔(3)、吉澤 天純(子役)(3)、石川  凌(子役)(3)、小柴 亮太(子役)(3)、森  康子(21)(38)、加治 将樹(97)、篠川 桃音(89)(97)(102)(107)、後藤 公太(97)、和田サトシ(97)、木村 孝蔵(97)、青谷 優衣(151)(156)、朝倉えりか(10)(102)(105)(107)(156)、杉本 有美岩瀬  亮(89)、川田しのぶ(89)、愛華 みれ(26)(102)(105)(107)(121)、斎藤  工(102)(105)(107)、窪田 正孝(102)(105)(107)、徳井  優立原 繁人)(14)(105)(117)、渡辺 敬介(105)、越智 貴広(105)、永岡  佑(13)(107)(121)、正木 佐和(107)、早川 恭崇(115)(116)(118)(121)、安田  蓮(115)(116)(118)(121)、石黒 雄大(115)(116)(118)(121)、堀内 敬子(117)、松本 春姫(117)(121)(124)、大嶋 康太(118)、千濱 汰一(118)、阿部 考将(118)、中林 大樹(121)(124)、金子  裕(121)、城戸 裕次(121)、中村由起子(121)、剣持 直明(24)(121)、大竹 浩一(121)、田中しおり(121)(124)、藤崎 花音(121)(124)、諸江 雪乃(121)(124)、高木 希望(121)(124)、佐藤佳奈子(121)(124)、辻  萬長(124)、井之上隆志(33)(124)、宮内 敦士(124)、林  和義(124)、金子 岳憲(124)、Kai(70)(124)、鬼頭 真也(33)(124)((124)は回想)、ClementA(124)、井上 絢斗(137)、吉田  翔(137)、田口 正樹(143)(144)、小島 悠生(143)(144)、鈴木  翼(143)(144)、桂 亜沙美(10)(151)(156)、荒井  萌美生あらい美生)(151)(156)、大下源一郎(10)(151)(156)、平林 靖子(151)(156)、星野 真里(8)(156)、星野  源(7)(156)((156)は回想)、長澤 奈央(75)(156)、中村 哲人(19)(156)、青木 勁都(156)、杉本妃音奈(156)、信太 真妃梶原  善(28)、鈴木 裕樹(32)、中本  賢(25)、平岩  紙(7)、小林  隆(12)、磯野 貴理磯野貴理子)(7)、松本まりか(7)、秋田 真琴(7)、大村 彩子(6)、片桐  仁(58)、中島ひろ子(64)、山崎銀之丞(34)、尾関 伸嗣(34)、野添 義弘(49)、木下ほうか(50)、野間口 徹(50)、吉田  羊(54)、ふせ えり(55)、田中 要次(58)、水橋 研二(59)、山本 浩司(59)、佐藤 未来 (子役)(3)、田中 碧海 (子役)(21)、石田 法嗣(4)、朝田 帆香(7)、馬渕  誉(10)、山瀬 秀雄(5)、肥後 貞夫(6)、岸  博之(23)、九太朗鈴木 和也鈴木九太郎柏木風太朗)(22)、菅原 祥子(23)、中西 龍雅 (子役)(23)、舛田宇大遥(26)、天野 柚希(26)、菊里ひかり(32)、山崎千惠子山崎千恵子)(28)、吉谷 彩子(32)、潘 めぐみ(32)、宮沢 大地(43)、望月 寛子(52)、笹峯  愛笹峰  愛)(54)、上野 楓恋 (子役)(64)、五十嵐大輔(69)、佐藤 詩音(75)、三宅 朱皓(75)、深見 亮介深見  博)(77)、佐々木すみ江(26)、うじきつよし(28)、光石  研(29)、上條 恒彦(38)、薬師寺 順(6)、上原 由恵(6)、日下部そう(7)、政岡 泰志(7)、磯部 蒼太 (子役)(8)、大西 宥茉 (子役)(8)、南谷和加子(9)、神龍 宏夢(9)、泉  優太 (子役)(9)、椿  鮒子(10)、邱  太郎(10)、坂本 大地(10)、かわいのどか(10)、加瀬 愼一(10)、須藤 典子(10)、小杉 幸彦(13)、内藤トモヤ(13)、玉置 孝匡(14)、平山 陽祐(14)、クノ真季子久野 翔子久野真紀子)(18)、浦 ちあき(18)、田村  武(19)、川島 潤哉(19)、珠木ゆかり(19)、児玉 頼信(19)、貴詞いち子貴紫 市子貴紫いち子)(19)、浦崎  宏(19)、赤崎ひかる(19)、竹本 純平(22)、益田 愛子(22)、岩田  丸(24)、白石タダシ(24)、堀越富三郎(25)、藤岡 太郎(25)、田中  護(25)、堀 ひろこ(25)、田尾きよみ(25)、山内 ナオ(25)、福田 らん(25)、渡邊 蓮央 (子役)(26)、歌川 椎子(30)、喜安 浩平(31)、梅田 佳声(39)、辻本 紘大 (子役)(39)、粕川 海斗 (子役)(39)、森戸 宏明(41)、海老原 優(45)、渋谷 宏美(46)、杉山 大輔 (子役)(46)、柴垣 亜希(52)、宮田 隆平 (子役)(52)、大島 明美(54)、池田貴美子(54)、柿丸美智恵(54)、杏野 さや(55)、宮地眞理子(55)、岡本 牧子(55)、小出 ミカ(55)、宮本 郁子(55)、佐々木拓朗(56)、吉田 香織(56)、冨澤 風斗(56)、西山 知輝(56)、樋渡 真司(58)、甲斐 将馬魁  将馬)(58)、原 金太郎(58)、植田 日向 (子役)(60)、中田 夢梨(60)、佐藤 祐一(62)、春日井順三(64)、潟山セイキ渡辺 成紀渡辺セーキ)(64)、住田  隆(65)、石黒 久也(66)、萩原  稔 (子役)(68)、志村 東吾(74)、相楽  樹岡野 真也(133)(136)(138)、金井 美樹(136)138)、鈴木 綜馬芥川 英司鈴木 壮麻)(142)、神崎 智孝神崎孝一郎)(142)(144)、水崎 綾女(146)(147)、松浦 寿來松山 尚子伊佐 美紀平原 テツ劇団東俳(1)(102)(105)(117)(121)(124)(156)、劇団ひまわり(1)(3)(107)(117)(121)(124)(156)、NHK東京児童劇団(1)(105)(121)(124)、エンゼルプロ(1)-(3)(105)(117)(121)(124)、テアトルアカデミー(1)(3)(117)(121)(124)、芸優(89)、舞夢プロ(102)(156)、ガイプロジェクト(102)(124)、オフィスワタナベ(117)、劇団いろは(121)(124)、セントラル子供劇団(121)(124)、セントラル子供タレント(121)(124)、古賀プロダクション(124)、放映新社(124)、JAF(124)、Wish & Person(124)、つくばみらい市のみなさん(1)-(3)、調布市のみなさん(121)、(声:泉谷しげる)(所作指導:橘  芳慧(1))(出雲ことば指導:藤井 京子(1)、広戸  聡(40)(97)(105)(117)(121)(151))(大阪ことば指導:舩阪 裕貴(97)(151))(体操指導:長野 信一(1))(漫画指導:海老原 優(97)(121)(151)、村澤 昌夫(121)(151))(医事指導:池添 祐大(151))(語り:野際 陽子(1)-(3)(89)(97)(102)(105)(107)(117)(121)(124)(151)(156))
主な脚本 山本むつみ
主なプロデューサ 落合  将
主な演出 渡邊 良雄(1)-(6)(97)(151)、勝田 夏子一木 正恵(121)、尾崎 裕和渡辺 哲也堀之内礼二郎佃  尚能、(時代考証:天野 隆子)(記録:津崎 昭子(121)(151))
原作 (原案:武良 布枝
局系列 NHK
制作会社 (制作・著作・NHK)(アニメーション制作:東映アニメーション(1)(97)(121)(151))
制作 (制作統括・谷口 卓敬)
音楽 窪田 ミナ、(音響効果:今井  裕(1)(121)、菊地  亮(97)(151))
主題歌 いきものがかり「ありがとう」
撮影技術 平野 拓也(121)、細野 和彦(151)、(技術:宮路 信広(121)、前田 貢作(151))(照明:久慈 和好(121)(151))(編集:佐藤 秀城(121)(151))(音声:山賀  勉(1)(151)、濱納  稔(97)(121))(映像技術:中寺 貴史(1)(121)、周東 昭彦(97)(151))
美術 小林 史幸(1)(121)(151)、日高 一平(97)、(美術進行:大野 輝雄(1)、関本 千恵(97)(121)(151))

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