ある年の5月、人が黒い粉を吐き出して死亡する奇病が発生する。監察医の飯守（高嶋政伸）が遺体を解剖すると肺に無数の黒色胞子が発見され、都衛生研究所の岩倉（名取裕子）によって新種の真菌と認められた。その後も死者が続々と発生、病気は「黒手病」と名づけられ、飯守や岩倉、国立感染症センターの三和島（宮崎将）らをメンバーとした黒手病対策委員会が原因究明に奔走する。やがて琵琶湖近くで発見された1400年前の石棺に収められた人物が、黒手病の菌を持っていたとの推測がなされる。さらなる研究で黒手病は人間同士では感染せず、ニオイウキグサという植物が媒介となって人間に感染することも分かるが、それを逆手に取ってニオイウキグサで人を恐怖に陥れる悪質な者が現れるなど日本中にパニックが巻き起こる。そしてその頃、飯守の妻・雪子（牧瀬里穂）と娘・理音（藤津摩衣）にも黒い手は忍び寄っていた…。【番組広報資料に、役名・役者名を補足して引用。補足・法水】車両・東野　光展、芝地　　章、松村　栄彦。看護指導・石田喜代美。撮影協力・いばらきフィルムコミッション、土浦市、滋賀ロケーションオフィス、(有)宮醤油店、茨城県立医療大学、茨城県霞ヶ浦環境科学センター、愛友会三郷順心総合病院、済生会川口総合病院、JA町田市、北貝取サッカークラブ、町田相模フットボールクラブ、相原小学校、VIETNAM ALICE、埼玉県立歴史と民族の博物館。協力・東映ラボ・テック、アップサイド、日本照明、東京美工、東京衣裳、高津装飾美術、東洋音響、ディオス、スタジオガラパゴス、M.E.U.、文化工房、インペリアル、アクティブ21、ホリオート。【データ協力・法水】