「東京ワンダーホテル」（2005/4/10、7/24、11/6、12/18放送）に続く、現実の企画とドラマの内容を平行して進行させる深夜ドラマシリーズ「東京ワンダーツアーズ」の最終作。本作に先立ち「東京ワンダーツアーズ」（2005/9/3）、「東京ワンダーツアーズ　on Xmas」（12/24）、「東京ワンダーツアーズ　IN SNOW」（2006/2/25）が放送されている。CMは登場人物が提供各社の商品を紹介をおこなう「インフォマーシャル」型式。【以上、文・練馬大根役者】「新しいオフィスに引っ越して早々、中村みどり（白石美帆）、恩田　豪（要潤）、渡辺恒平（小泉孝太郎）の３人は、『東京ワンダーツアーズ社』の春のツアー企画の真最中。そんな中、恒平は、10年ぶりにアメリカから帰国した日本人シェフ・中村ジュン（鈴木一真）の撮影を行う。ジュンはニューヨークで一躍脚光を浴びたスターシェフ。しかし、人気を誇っていたレストランをあっさり閉じ、新たな挑戦のために東京に戻ったらしいのだ。だが、撮影の際のジュンの態度は横柄でイヤミそのもの。オフィスに戻り撮った写真をチェックしていた恒平は、撮影の際のジュンの天狗ぶりを豪に話した。しかし豪は、みどりとジュンが仲良くカップルのように歩いているのを目撃。驚いてすぐに恒平に連絡した豪は、２人を追跡する。2人が向かった場所は都内のホテル。恒平もすぐに駆けつけたが、みどりが出てくる気配はなかった。まもなく、豪と恒平は、みどりから2人の関係を聞きびっくり。ジュンは、モナコにある一流ホテルの支配人から出店の依頼を受け、間もなく記者発表だという。 だが、みどりはジュンの心に迷いと行き詰まりがあると感じ、豪と恒平に、変わってしまったジュンが昔のような優しさを取り戻すようなツアーを考えて欲しい、と頼む。まもなく２人は、ジュンが日本の魅力を再認識するためのツアーを提案し―。その頃、ジュンは、かつての恩師・大越　昇（斉藤洋介）の店を訪ねるが、そこは大衆向けの洋食店で…。【この項、日本テレビ広報資料に一部役名を補足。補足・練馬大根役者】」撮影協力・フォーシーズンズホテル丸の内　東京、AQUA CITY、服部栄養専門学校、東京海洋大学、WAVE、ホテルイースト21東京、CAFE DECO、天王洲セントラルタワー、大越、MONACO、HOTEL METROPOLE、TOKYO TOWER。協力・池田屋、BONDS、TAMCO、バウムレーベン。New York Unit・樋口　正史、山田　洋子、松田　裕子。車輌・I･D･A。美術協力・LEXON、Let's note、by d:sign、XavDC、LAZER、CASIO、BAMBI、iriver、TIBBOTほか。