西村京太郎原作・十津川警部シリーズ第25弾。今回は、大掛かりな詐欺事件の容疑者を次々と殺害する犯人を追い、十津川は南紀白浜へ飛ぶ。美しい南紀白浜を舞台に、人々の愛憎が交差する…。鉄道を駆使した犯人のトリックを解明できるのか？東京の下町にある小さな工場の経営者・平井良造（出光元）が、詐欺で騙し取られた大金を取り戻そうとして殺害された。警察は詐欺事件の首謀者と思われる不動産業者・真田誠（石丸謙二郎）、真田の愛人で営業担当・西田久恵（河夏夜）、政治経済ジャーナリスト・安藤英夫（佐渡稔）、証券アナリスト・佐伯要（清水章吾）の4人に重点をおいて捜査を開始した。そんなある日、安藤が南紀白浜で殺害された。十津川（渡瀬恒彦）たちは南紀で捜査にあたるが、そこで良造の工場の従業員・畑山恵介（金子賢）に偶然遭遇する。良造の娘・ゆみ子（一色紗英）と交際している畑山は、良造を本当の父親のように慕っていた。十津川たちは畑山が復讐目的で安藤を殺害したと嫌疑をかけるが、畑山は犯行時刻に電車内で車掌と言い争いをしておりアリバイが成立していた。そんな折、真田が衆人環視の中で殺害され、相次いで西田も溺死体で発見される。【以上、TBSチャンネル広報資料より引用】車輌：最上企画。撮影協力：西日本旅客鉄道、和歌山市観光振興室、白浜観光協会、大規模年金保養基地　グリーンピア南紀、ホテルアバローム紀の国、串本ロイヤルホテル、串本町観光協会、トヨタレンタリース東京、串本海中公園センター、岩井の胡麻油、エーシーイー・インターナショナル。協力：パル・エンタープライズ、しみず工房。【役名（演技者）】十津川省三（渡瀬恒彦）、畑山恵介（金子賢）、亀井定雄（伊東四朗）、春木警部（前田吟）、平井ゆみ子（一色紗英）、西本刑事（堤大二郎）、一枝刑事（鶴田忍）、平井良造（出光元）、佐伯 要（清水章吾）、本多刑事部長（小野ヤスシ）、小西刑事（中西良太）、安原刑事（山村紅葉）、三田村刑事（三田村周三）、古田営業部長（片桐竜次）、捜査本部長（大林丈史）、真田 誠（石丸謙二郎）、村川刑事（古川理科）、施設の園長（車だん吉）、塚本 茂（木村栄）。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】【データ協力：たかし】