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ドラマ 詳細データ帰郷

『帰郷』はラジオドラマの視覚化という点では、じつに成功したテレビである。だが、テレビドラマとしてみたときには、多くの疑問がのこされる。菅原氏自身本誌五月号に、「テレビ製作は、ラジオから発展したものだという説は、その機構からすれば、真実であろうが、その結果として現れたものから判断すると、全く縁もゆかりもないものになっている。……」といっていながら、「そのくせ、台本づくりは、ラジオとテレビは大したちがいが現れていない。あっても、なくても、どっちでも構わないような、ト書がついているくらいの差ではなかろうかと思われたりする。……」といっているところに、すべての疑問が帰着するのではないかと思う。テレビドラマはけっしてラジオドラマと同じではなく、時間、空間の制約もぜんぜん違うのである。菅原氏のように熱心な劇作家演出家が、ぜひもっとテレビを理解してくれることをせつに望んでやまない。だが、オーバー・ラップを多用し、フィルムとナマとをかさね、テレビの時間・空間を征服しようとした意欲は買う。【以上、文:志賀信夫氏(「月刊テレビドラマ」1960/6月号(現代芸術協会刊)より引用)】「テレビドラマ」(現代芸術協会刊)1960年6月号に本作のシナリオが掲載されているが、1960/04/21放送と記載されている。【役名(演技者)】作花小冬(北林谷栄)、作花厳(信欣三)、佐渡清二(内藤武敏)、江間竜(小夜福子)、小雪(奈良岡朋子)、ジェニー[二世](岩崎ちえ)、帰朝者(下元勉)。
キー局 KR 放送曜日 放送期間 1960/04/27~1960/04/27
放送時間 20:55-21:45 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 日立劇場(第30回)
主な出演 内藤 武敏岩崎 ちえ岩崎 智江)、北林 谷栄北林 谷榮)、信  欣三信  欽三)、小夜 福子奈良岡朋子下元  勉
主な脚本 (作:菅原  卓
主な演出 菅原  卓宮武 昭夫
局系列 JNN

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