1989年6月24日に死去した美空ひばりさんの人生をたどる大型ドラマ。「物語は「一卵性親子」といわれるほどの母親との関係を中心に子役オーディションのシーンや、本作のメイキングのような場面も盛り込みながら、彼女の生まれる直前から亡くなるまでを描いている。ドラマの前半には、美空ひばり役の岸本加世子のインタビューもあり晩年親交のあった美空への思いが語られる。【以上、「スカイパーフェクTV!ガイド」2002年01月号（東京ニュース通信社刊）より】」「1937年、横浜市磯子の魚屋、加藤増吉（森田健作）とその女房・喜美枝（樹木希林）との間に、長女・和枝（楠野紋子、後に岸本加世子）が生まれた。歌の天才少女・和枝は献身的な母親の努力もあって、町内の歌姫からやがて東京の舞台の前座へ。楽屋で知り合った大スター・川田晴久（五木ひろし）は、この少女に「美空ひばり」と命名した、早くから和枝に目をつけていたマネージャーの福島通人（夏八木勲）は昭和23年「リンゴの唱」でひばりをプロ歌手としてデビューさせた。山口組・田岡一雄組長（ビートたけし）も陰から声援をおくり、やがてはゆるぎない「女王」の座を手に入れる。日活大スター・小林アキラ（陣内孝則）との結婚でつかのまの幸せを味わったひばりだが、1964年の離婚を機に、逆境の中に身をおくこととなる。【この項、TBSチャンネル広報資料より引用】」