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ドラマ 詳細データ若狭の女 前編、後編

与謝野鉄幹を愛した女流歌人山川登美子の生涯を、恋のライバル与謝野晶子との葛藤を交えて描く【以上、文:のよりん】。脚本の秋元松代は本作について以下のように記している。「私はこの作品を書く以前、1962年に、「みだれ髪」という題名で、与謝野晶子の伝記風の連続ラジオドラマを三か月ぐらいに亘って書いたことがあった。朝日放送と文化放送の共同制作だったと記憶している。私は新詩社運動と歌誌「明星」に強い興味をひかれ、堺市や京都、鞍馬寺などの各地を取材して歩いた。また新詩社同人だった名古屋の本美鐵三氏を訪ねて、「紅い花」という山川登美子を描いた小説なども頂いたりした。「紅い花」の作者は杉原丈夫氏だった。そういうことがあったので、フジテレビから企画を持ちこまれると、私は喜んで福井県へ行った。「みだれ髪」の時は山川登美子を充分に書きこむことが出来なかったので、心残りだったからである。若狭の小浜には、山川家の屋敷がほぼ旧藩時代からの規模で残っていて、登美子の甥にあたるという当主も健在だった。登美子が終焉を迎えた部屋もそのまま残っていた。旧家のたたずまいは多くのことを語りかけるようだった。福井大学の教授をしておられる「紅い花」の作者、杉原氏をお訪ねして、登美子の遺品やノートを見せて頂いた。弟の亮蔵(ドラマでは健三)について、私には初めての話をうかがって貴重な示唆をうけた。【この項、文:秋元松代氏(「秋元松代全作品集」第三巻(1976年、大和書房刊)より引用)】」。【データ協力:のよりん】
キー局 CX 放送曜日 放送期間 1967/06/15~1967/06/22
放送時間 22:00-22:45 放送回数 2 回 連続/単発 単発
番組名 シオノギテレビ劇場
主な出演 佐久間良子田村 高廣田村 高広)、木村 俊恵山本 耕一森  雅之風見 章子加藤  嘉
主な脚本 秋元 松代
主な演出 小川 秀夫
局系列 FNN

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