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ドラマ 詳細データあぶら照り(油照り)

京マチ子のテレビ初出演によるドラマ。梅子(京マチ子)はことし36歳。場末のバー「カンナ」につとめる女給だ。今日までの20年、転々と水商売を歩き回った彼女には、もはやプライドなどというものはない。客の取り合いで女給どうしの取っ組み合いなど、何とも思っていないのだ。家は、せまい路地の奥の都営住宅、二間の家には弟夫婦もいれて8人の家族がいる。その彼女にも17になる竹子(野川由美子)という娘がいた。しかし、彼女のことなどかまうゆとりは、いまの梅子にはない。そんな彼女にバーテンの藤井(高城淳一)が金持ちの美術商権藤(河野秋武)の愛人の口をもってきた。だが娘がいることがばれ、その幸運も逃がした。そんなことにはかまわず、彼女はまた夏の油ぎった日照りの中を場末のバーでがむしゃらに働くのだ。泥まみれの生活からのがれようとしながらも、すべてに裏切られる〝女〟の悲劇。【以上、読売新聞1964/07/01付より引用】水木洋子の書き下ろし。このドラマをもとに同年、東京映画にて同じ水木洋子脚本、京マチ子主演で、豊田四郎監督により「甘い汗」というタイトルで劇場映画化された。その映画での熱演により京マチ子はキネマ旬報女優賞、毎日映画コンクール女優主演賞を受賞。また演出の岡田太郎も後年、自信作として本作を挙げている。「岡田の自信作はと聞くと、単発と連続ドラマをそれぞれ二本を挙げてくれた。【この項、志賀信夫著「映像の先駆者125人の肖像」(2003/03/30発行、日本放送出版協会刊)より引用】」一部資料では、高橋玄洋脚本と記載されているが誤り。【校正協力:竹田賢一】
キー局 CX 放送曜日 放送期間 1964/07/01~1964/07/01
放送時間 21:45-22:45 放送回数 1 回 連続/単発 単発
番組名 一千万人の劇場
主な出演 京 マチ子野川由美子藤村 志保富永美紗子河野 秋武高城 淳一武智 豊子七尾 伶子浦辺 粂子
主な脚本 水木 洋子
主な演出 岡田 太郎
局系列 FNN
制作会社 (制作:大映テレビ室、CX)

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