ホームドラマのような大家族にあこがれるテレビ誌記者役を野村宏伸が演じる。「安西俊平（野村宏伸）はテレビ雑誌の記者。趣味がそのまま仕事になったかと思うほどのテレビっ子で、テレビ番組、特にドラマにはやたらと詳しい。現在、新婚３ヵ月。妻の章子（夏川結衣）と共働きをしながら幸せな毎日を送っている。２人はマイホーム資金を貯めるため、章子の実家に居候して家賃を浮かすことを思いついた。しかし、そんなことよりも、母一人子一人で育ち、よくある大家族ドラマに憧れてきた俊平にとっては『長男の嫁』ならぬ「長女の婿」として章子の家族と暮らせることのほうが楽しみだった。ところが、この家族、俊平が夢に描いていたドラマのような家族ではなかったのだ…。【この項、東京ニュース通信社刊「週刊TVガイド」1994/10/07号より引用】」。実の父が設計した橋の写真。それと気付かずに言いしれぬ感動をその写真から受けた女性（夏川結衣）。やがて女性はその写真を撮ったカメラマン・本間均（中野英雄）とその橋で出会う。このあたりのエピソードは感心させられずが、その他のエピソードに魅力が少なく、残念ながら視聴率的にも低調に終わった。【データ協力：＠】