名古屋に住む翼（哀川翔）・隼人（志村東吾）の兄弟は、死んだ父の飛行機部品工場を再建しようと約束していた。が、隼人が夢を断念すると言い出し、二人は対立。翼は零戦のエンジニアだった天道（織本順吉）に自製飛行機をつくらないかと持ち掛けられる。「NHKドラマ新銀河シリーズのひとつ。本作は、当時の名古屋空港を最大限に活用して収録され、本格的「空港ドラマ」としての見応えも十分。また、元飛行機エンジニアの「もう一度飛行機を作りたい」という夢を受け継ぐ若い兄弟の姿や、彼らを取り巻き織りなされる人間模様が丁寧に描かれている。神谷翼（哀川翔）は、名古屋空港で働く飛行機の誘導員。５年ぶりに再会する弟・隼人（志村東吾）を長く待ちわびていた。翼と隼人には、亡き父が不運にも手放した飛行機の部品工場を再建するという約束があったのだ。しかし、空港整備士の研修を終え東京から帰った隼人は、一流のエンジニアを目指し空港で仕事を続けたいと主張。あっさりと約束を拒否されてしまった。隼人の言葉に大ショックをうけ、自分の進むべき道に迷ってしまった翼。そんな翼の前に、偶然出会った自称「ゼロ戦エンジニア」天道誉（織本順吉）が、一緒に飛行機をつくろうと話を持ちかけてきた。夢を賭け、次第に翼は飛行機づくりに情熱を傾けていく…。【この項、ファミリー劇場広報資料より引用】」