新参の御書院番となった神尾喬之助（杉良太郎）は、事あるごとに戸部近江之介（亀石征一郎）ら十八人の先輩にいじめられる。その裏には上司の派閥抗争も絡んでいるのだが、喬之助が宿直の夜、妻の園絵（伊藤美由紀）が戸部らに乱暴され、園絵は自害する。妻を失った神尾は復讐を誓う…。【以上、時代劇専門チャンネル広報資料より引用】作家の池波正太郎は自著「銀座日記」の中で本作の感想を綴っている。「夜テレビで、大岡政談[魔像]を、杉良太郎が演る。これを大河内伝次郎の主演で観たのは、まだ私が、小学生のころだった。幕臣・神尾喬之助と浪人・茨右近（いばら・うこん）の二役を杉良太郎が演じる。大河内は、さらに大岡越前守も演じ、三役をこなした。テレビが面白かったのは、往年の名監督・伊藤大輔の構成をくずさなかったからだろう。私は、なつかしく、このテレビを観た。久しぶりに、むかしの時代劇の匂いを、たっぷりと味わった。【この項、池波正太郎著「池波正太郎の銀座日記」（新潮文庫刊）より引用】」ロケ協力：京都 大覚寺、京都 北野天満宮、粟生 光明寺。【出典：ドラマ本体のクレジット表示より採録（採録：古崎康成）】
| キー局 | CX | 放送曜日 | 水 | 放送期間 | 1989/12/27～1989/12/27 |
| 放送時間 | 19:00-20:54 | 放送回数 | 1 回 | 連続/単発 | 単発 |
| 番組名 | 年末時代劇スペシャル | ||||
| 主な出演 | 杉 良太郎、藤 真利子、丹波 哲郎、長門 裕之、石橋 蓮司、洞口 依子、河原崎建三、赤塚 真人、菅 貫太郎、山田 吾一、伊藤美由紀、光石 研、亀石征一郎、宮内 洋、江幡 高志、牧 冬吉、西田 良、中田 博久、木村 栄、浜 伸二（浜 伸詞、時代吉二郎）、吉田 豊明、沖 隆二郎、狩野 修平、柳原久仁夫、石倉 英彦、岡村 学、花岡 秀樹、崎津 隆介、佐藤 雅夫、諸木 淳郎、荻原 郁三（五王 四郎）、丸尾 好広、松尾 勝人、伊波 一夫、亀井 賢二、内田 義明、田 昌人、小西 幹人、森松 條次、甲斐 道夫、協力：杉友会、JAC、東映芸能、倉田アクションクラブ、エクラン演技集団） | ||||
| 主な脚本 | 古田 求 | ||||
| 主なﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻ | 鈴木 哲夫、伊原詢太郎、佐生 哲雄、（プロデューサー補：原 克子）（スチール：牧野 譲）（広報担当：新藤 善之） | ||||
| 主な演出 | （監督：吉田啓一郎）（助監督：原田 徹）（殺陣：谷 明憲）（記録：中野 保子） | ||||
| 原作 | 林 不忘、（映画脚本：伊藤 大輔） | ||||
| 局系列 | FNN | ||||
| 制作会社 | （製作：松竹株式会社（松竹）、フジテレビ（CX）、杉友） | ||||
| 制作協力 | （製作協力：京都映画） | ||||
| 制作 | （製作主任：高坂 光幸）（進行：西村 維樹、阿曽 芳則）（演技事務：安藤仁一朗） | ||||
| 企画 | 杉 良太郎、能村 庸一 | ||||
| 音楽 | 渡辺 俊幸、（調音：鈴木 信一） | ||||
| 撮影技術 | 藤原 三郎、（照明：中島 利男）（録音：中路 豊隆）（編集：園井 弘一）（現像：イマジカ） | ||||
| 美術 | 太田 誠一、（装飾：福井 啓三）（衣裳：岡本 房雄（松竹衣裳））（美粧（クレジット表示では「美裳」と表記）：杉本 勢一）（床山：八木かつら）（装置：新映美術工芸）（題字：海老原露巌） | ||||
