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ドラマ 詳細データお笑い珍勇伝 頓馬天狗(新聞ラテ欄表記…「とんま天狗」(6)-(22)、「崑ちゃんのとんま天狗」(23)-(69))

「鞍馬天狗」をパロディ化した時代劇コメディ。天狗を大村、杉作を小雁が演じた。剣はめっぽう弱いが、お人好しの天狗を大村が好演。メガネが落ちるなど、さまざまなギャグが飛び出し話題も満点だった。大村崑演ずる主人公の名は尾呂内南公(オロナインナンコウ)。スポンサーはオロナイン軟膏を販売する大塚製薬。「大村崑が鞍馬天狗になったらというパロディのアホらしさが売りもののコメディ。♪トントンとんまの天狗さん、とんまでおセンチお人よし…のテーマソングにのって「姓は尾呂内、名は南公」とスポンサーの製品名(大塚製薬のオロナイン軟膏)をまる出しの主人公が驚くと眼鏡がずり落ち、立ち回りのときは颯爽となるといったわかりやすさが子どもたちに大ウケで、この番組の人気で大村崑はアイドルスターになっていく。ここでは近藤勇のパロディ、近藤勇三を演じた芦屋小雁の圧倒的なアホぶりと毎回斬り捨てられて「斬られたヨー」というギャグの怪演はいまでも真似されるほどで、花登筺自身に「今から考えると冷や汗の出るようなつまらない番組」(『私の裏切り裏切られ史』朝日新聞社刊)と書かせたほどの傑作アチャラカ番組だった。【この項、文:澤田隆治氏(澤田隆治著「戦後メディアと笑芸」(2015/05/22、メディアクラフト牡牛座刊)より引用】」出演者のうち元宝塚歌劇出身の由美あづさは後に脚本の花登筐と結婚した(しかしその後離婚)。同じく元宝塚歌劇出身の春日井真澄は音楽の加納光記と結婚。一部資料では放送開始が1959/09/03または1959/09/09と記載されている。大阪地区の放送枠は開始まもなく、土曜19:00~19:30に移行した。東京での放送日…第1回(1959/9/5)~第5回(10/3)は、土曜13:15~13:45、第6回(10/03放送)以降は土曜19:00~19:30に放送した(移行日の1959/10/03は、昼と夜と2回放送された)。一部資料では全70回と記載されている。電通が1960/01/23から1週間にわたり実施したテレビ聴視率調査の結果では、26.6%を記録した。芦屋雁之助は土方歳三役。【参考資料:書籍「私説大阪テレビコメディ史」(著者:澤田隆治、2017/08/05初版第一刷発行、筑摩書房刊)】
キー局 YTV 放送曜日 放送期間 1959/09/02~1960/12/24
放送時間 18:15-18:45 放送回数 69 回 連続/単発 連続
主な出演 大村  崑芦屋雁之助芦屋 小雁大屋  満芦田まゆみ谷口  完双葉 弘子鮎川十糸子小原 新二花村  頓花紀  京黒崎 清二高松 康雄春川 京子由美あづさ春日井真澄春日井明美春日井眞澄)、夢路いとし喜味こいし守住  清三木のり平(1)、花和 幸助(69)、大江真砂夫(69)、浜  裕二チャーリー浜)(69)、鈴木美智子(69)、有岡 弥生(69)、柴田 昭彦(69)、
主な脚本 花登  筐花登  筺)(1)-(69)
主な演出 香坂 信之(69)、(アシスタント・ディレクター:小泉  勲)(殺陣:的場 達雄
局系列 NNN
制作会社 東宝、YTV
企画 東宝テレビ部劇団笑いの王国
音楽 加納 光記
主題歌 大村  崑かなりや子供会「とんとんとんまの天狗さん」(作詞・花登  筺花登  筐)、作曲・編曲・加納 光記

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