同僚の結婚を機に、当たると評判の女占い師の前にふと立ち止まった28歳の揺れる女ごころ。デパートの化粧品コーナーに出向している美容主任の高山麻美（坂口良子）は28歳。同僚の武田（賀来千香子）が寿退社したため、自分自身の結婚を考え始める。渋谷駅そばの占い師・坂井元子（曽我迺家鶴蝶）の占いがよく当たると聞いた麻美は早速出かけて行く。恋人との結婚を急ぐようにアドバイスされた麻美だったが、その恋人にフラれてしまう。再び占い師を訪ねると、新しい、しかも年下の恋人が現われるとアドバイスされて…。課長に昇格した麻美は、同じ会社の新任主任・森下雅人（広岡瞬）と奇妙な出会いをする。雅人は上司である新任課長・古川亮一（大出俊）の厄落としの手伝いをしていたのだった。【以上、文・市村】協力・資生堂。衣装協力・三喜商事。提供・東芝。【演技者…役名】「坂口良子…高山麻美（28歳。デパートの化粧品コーナーに出向している美容部員の主任。美容部の課長になる。1957年10月23日生まれ。O型）、広岡瞬…森下雅人（麻美の新しい恋人。新任の主任）、賀来千香子…武田（麻美の同僚で寿退社する。33歳初婚の男性と結婚する）、長谷川哲夫…星野（麻美の上司である部長）、金内吉男…長島（化粧品会社の本社の重役）、大鹿次代…客、大出俊…古川亮一（42歳。新任の課長）、曽我迺家鶴蝶…坂井元子（渋谷駅そばの占い師）、渡辺陽子…客、牧口昌代…吉野（麻美の同僚で後輩）、別府保雄…文房具店員（麻美が婚姻届を買いに行く）、大西加代子…花屋店員（麻美が結婚式用のブーケを買う）、山口純平…電話の声（痴漢電話）、下坂泰雄…守（30歳。麻美の恋人）、芦田伸介…高山杉太（麻美の父。県立高校の校長）。【この項、文・市村】」【データ協力・市村】