三船敏郎を中心に、坂上二郎、勝野洋といったスターたちが共演し、ハードボイルドなアクションタッチのストーリーに仕上がっている。三人が演ずる型破りの弁護士が、半ば探偵のような行動力と法律の知識を最大限に生かしながら、全力を投じて真実を追求していく。それは強者からは遠慮会釈なく金をむしり取り、弱者には無償で、逆に命を賭けてでも闘うといった姿で、実に人情味にあふれ、見るものの心を温かくする。かくして繰り広げられる三人の活躍が、三船の男くささ、坂上の人懐っこさ、勝野の素朴さといった特徴を捕えつつ展開する。なお、ドラマ全体の流れとして、新米弁護士である勝野が次第に一人前に成長していく姿が描かれているが、その過程で、三船は言わば父として、坂上は言わば母として関わっていく。この三人の掛け合いが味わい深い会話で表現され、そのまま番組の魅力にもなっている。【以上、ファミリー劇場広報資料より引用】視聴率的に低迷し、契約にあった条項に従って、半分に放送期間が短縮されたことで話題になった。【各回サブタイトル】第２回「ほん物ニセモノ?!帰ってきた蒸発亭主」。【データ協力：カミコロ】【参考資料：書籍「日本タレント名鑑'81」（1980/12/30、VIPタイムズ社発行）［高杉俊介の項］】
| キー局 | CX | 放送曜日 | 土 | 放送期間 | 1979/10/13～1979/12/29 |
| 放送時間 | 22:00-22:54 | 放送回数 | 11 回 | 連続/単発 | 連続 |
| 番組名 | ゴールデンドラマシリーズ | ||||
| 主な出演 | 勝野 洋、三船 敏郎、坂上 二郎、中山 一也(7)-(11)、谷川みゆき(7)-(11)、麻世れいら(1)-(7)、有川 雄司(1)-(6)、新谷由美子（桐山 ゆみ）(9)-(11)、（以下ゲスト）神保 美喜(1)、菅 貫太郎(1)、阿藤 海（阿藤 快）(1)、トビー門田(1)、福岡 正剛(1)、三林 京子(2)、中原 早苗(2)、中井 啓輔(2)、木村 元(2)、早川 恵美(2)、日恵野 晃(2)、大前田 武(2)、成田 次穂(2)、岩本 多代(2)、三谷 昇(2)、神山 繁(2)、岩田 直樹（高杉 俊介、高杉 俊价）(2)、河原崎長一郎(3)、倉野 章子(3)、渥美 国泰（渥美 國泰）(3)、うえだ 峻（植田 峻）(3)、伊藤雄之助(3)、森下 愛子(4)、川合 伸旺(4)、中島 葵(4)、松山 照夫(4)、長谷川 弘(4)、穂高 稔(4)、長門 裕之(4)、佐藤 仁哉(5)、神田 隆(5)、杉江廣太郎(5)、堺 左千夫(5)、根上 淳(5)、江木 俊夫(6)、森川 正太（沖 正夫、森川 章玄）(6)、山本由香利（山本ゆか里）(6)、田口 計(6)、内田 勝正(6)、森 みつる(6)、沖田 駿一（吉田 毅、吉田 武史、吉田 昌史）(6)、待田 京介(6)、内田 朝雄(6)、高沢 順子(7)、柳生 博(7)、内田 稔(7)、武藤 英司(7)、弘松 三郎(7)、永井 秀明(7)、新井 和夫(7)、高杉 哲平(7)、橘 雪子（橘 ユキコ）(7)、大江 徹(7)、岡田 英次(7)、石橋 正次(8)、亜湖(8)、横森 久(8)、近藤 宏(8)、河村 弘二(8)、鈴木 瑞穂(8)、本郷 直樹(9)、浜田 晃(9)、金井 進二(9)、外野村 晋(9)、奥村 公延(9)、里木佐甫良（里木 三郎）(9)、目黒 幸子（井上 幸子）(9)、長谷川明男(9)、松橋 登(10)、倉石 功(10)、本間 優二(10)、小畑 あや(10)、ホーン・ユキ(10)、外山 高士(10)、武内 文平(10)、池田まさる(10)、岡 幸二郎(10)、三夏 伸(10)、河原崎建三(11)、永島 暎子(11)、睦 五郎(11)、水原ゆう紀(11)、天草 四郎(11)、森 章二(11)、長島 隆一(11)、ユスフ・オスマン(11)、 | ||||
| 主な脚本 | 播磨 幸治（播磨 幸兒）(1)、石川 孝人(2)(10)、小川 英(2)(4)、村尾 昭(3)、中島 信昭(3)、胡桃 哲（城 駿一郎）(4)、中野 顕彰(5)(7)(11)、杉山 義法(6)、田上 雄(8)、安倍 徹郎(9) | ||||
| 主なﾌﾟﾛﾃﾞｭｰｻ | 伊藤 満、石塚久美男 | ||||
| 主な演出 | （監督・西村 潔(1)(2)(7)(8)、池広 一夫(3)(6)、長谷 和夫(4)(5)(11)、吉川 一義(9)(10)） | ||||
| 局系列 | FNN | ||||
| 制作会社 | （製作：三船プロダクション、CX） | ||||
| 企画 | 大塚 一成 | ||||
| 音楽 | 槌田 靖織（Officeアン） | ||||
| 主題歌 | ジョニー大倉「熱い太陽」 | ||||
| 撮影技術 | 有吉 英敏 | ||||
